軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

お気遣いに感謝

 ブログを5日書かなかったところ、「体調は?」とご心配頂いて恐縮した。
 実は田母神空幕長更迭に絡んで、電話取材攻勢?や月刊誌「正論」「撃論ムック」などから原稿を依頼されていたのだが、両誌とも今日送稿を終わって一段落したところ。そんな最中の火曜日に友人が突然死したとの通報が入って連絡を取り合うなど、身辺多忙だったのが原因。
 一方、国内では元「厚生事務次官」が襲われるなど、「テロ国家?」並みの事案が多発して世情は暗く憂鬱な方向へ突入!この国に明るい話題がないのは本当に情けないことである。トヨタの会長が、「暗い方向に誘導する」メディア批判をしたが、今回の事件も年金問題などを異常に煽ったメディアの責任もかなりあるように思う。どっちに転んでも「痛くない」のがメディアだからである。奥田氏は「スポンサーから降りる」と発言したそうだが、いいことだ!メディアも少しは「痛み」を感じたほうがいいのではないか?

 ところが国際情勢も、オバマ政権内にヒラリー女史が参画するとか、アフガン情勢の厳しさとか、ソマリア沖の海賊多発、台湾でも馬政権に対する不満が爆発寸前とか。大陸でも国内暴動は依然として衰えていないが、来春の中国の春節(正月)には、大暴動が予想されるとか、周辺情勢もキナ臭い。

 今日で一応原稿などの約束事の整理は終わったので、じっくり分析して所感を書くのでしばしご辛抱?を! 体調はほぼ回復、お気遣い頂いた方々に感謝します。