軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

オバマ再選

米国の大統領選は、現職のオバマ氏が再選された。

≪再選されたオバマ大統領=産経から≫


≪【ワシントン=柿内公輔】6日の米大統領選で再選を果たしたオバマ大統領は一夜明けた7日、与野党の議会指導部に「財政の崖」問題の回避に向け、超党派の協力を要請した。政権2期目の喫緊の課題に対処するため、さっそく始動した格好だ。

 7日未明に地元イリノイ州シカゴで勝利演説をした大統領は、専用機でホワイトハウスに早朝戻った。

 ロイター通信によると、大統領は再選確定を受けて、民主党のリード上院院内総務や、共和党のベイナー下院議長らに電話をかけ、「バランスの取れた財政赤字削減と中間層向け減税や、雇用の創出」に向け、超党派での解決策を探る決意を表明した。(産経)≫


選挙期間中のロムニー氏は何となく精彩を欠いているように見えたが、私には米国の白人社会の現状を垣間見たような気がしている。
民主党より共和党の方が、何かと力強いという定説があるが、最近の米国はどちらでもさほど変わりはなくなったように思える。
選挙の一票の重さ?が変化したのだろう。人種のるつぼに変化が表れているのじゃないか?
しかし、国の経済の実権を握っているのは、票とは関係なさそうだから、オバマ大統領の2期目は、かなり困難を伴いそうだ。


さて、もう一匹のトラの方は、選挙というより独裁政権の強圧丸出しで、天安門広場は厳戒態勢だという。
軍隊を動員して“政権維持しなければならない大国”とは、21世紀には珍しい現象で、世界はなじめないのじゃないか?


≪中国の胡錦濤国家主席が反腐敗闘争の強化を訴えた8日の共産党第18回大会初日。中国メディアは演説を繰り返したたえたが、市民からは「ただのスローガン」と冷めた反応が多く、党大会自体を「見せ物にすぎない」と突き放す声も。官僚腐敗が深刻化する共産党統治体制への不信と、極端な格差社会を生きる苦しみが浮き上がる≫


何よりも、錚々たる(老々たる?)指導者の群れが壇上に並んだのは奇異に見える。
死んだといわれた方が、元気?に隣に座り、すでに政界引退?と思っていた方々までもが「出現」したのには驚いた。
15日か16日に正式に主席が交代するそうだが、米国の大統領選と比較して、何とも陰気で胡散臭い。

一時勢力が後退したとうわさされた上海派が、7名の過半数を占める可能性もあるというから、まだまだ油断できないというべきか。
どこまで続くぬかるみぞ! 13億人民は気の毒だ…

≪今後を占う?面白いショット!=産経から≫


≪ヤ〜お疲れ様!といっているのかな?=産経から≫


ここで2005年に上海で中国人から聞いた笑い話を一つ。
江沢民李鵬、朱鎔基、それに小学生の4人が飛行機に乗っていましたが飛行機が墜落することになりました。しかし落下傘は3つしかありません。
江氏は「おれは主席だから死ねない」といって飛び降りました。
続いて李氏も「おれもだ」といって飛び降りましたが、朱首相は小学生に「君は若い。これをつけて飛び降りなさい」と落下傘を渡そうとします。ところが小学生は「僕も落下傘を持っています」といいます。
朱首相が驚いて「3つしかないのでは?」と言うと小学生は言いました。
「前のおじさんが、僕のランドセルを背負って飛び降りたのです」


この話を聞いていたY先輩がすかさず「前に飛び降りたおじさんって誰?」と聞きましたが彼は答えません。それが4000年の歴史?を誇る漢民族の知恵というものでしょう!この話は「3人のうちでは朱鎔基が一番人民に信頼されているという例え話です」とのこと。

今回、壇上にはお三方が並んでいましたっけ。
次期主席・習近平氏時代には、どんな話が巷に流れるのか気になるところですが、いずれにせよ、言論の自由も人権も、直接指導者を選ぶ権利もなく、奴隷制度が生きているような国で、所得倍増といってもだれも信じないのは確かでしょう!!


この国についてはドイツのベルリンに本部を置く国際人権連合(IGFM)がこういっている。
≪中国の人権状況には進歩がなく、一党独裁の制度が変わらない限り、人権問題や汚職問題が改善されることはないと指摘した。さらに、違法な臓器移植問題に注目するよう呼びかけた(大紀元日本11月9日)≫


問題山積、騒乱寸前のこの国の動きを引き続き注目していきたい。


ところで落ちに落ちた我が国の大臣たちの言動は支離滅裂!
法務大臣の田中さんもひどかったが、文科大臣の田中さんも、それに輪をかけてひどいもの。
外務大臣時代には金正男をVIP待遇で追い返し、「指輪さがし」で官僚をいじめ、今は思い付き発言で官僚を右往左往させて平気。
こんな『暴走ばあさん』を大臣にした野田さんは、責任を感じないのかな〜


産経は[主張]にこう書いた。
田中真紀子文部科学相は審議会答申に反して3大学の新設を不認可とした問題に関し、衆院文科委員会で「現行制度にのっとり適切に対応する」と一転、新設を認可する意向を表明した。

 方針転換は当然だが、大学側を混乱に陥れ受験生を動揺させた責任は重い。田中氏は即刻、謝罪した上で大臣を辞任すべきだ。

 2日に不認可の方針を示して以降、田中氏の発言は二転、三転した。6日の閣議後会見などでは、「まだ不認可処分をしたわけではない」として、新しい審査基準を設けた上で3大学の新設を再審査する「救済案」を提示した。

 しかし、民主党文科部門会議から「子供や若者の学ぶ権利を脅かしている懸念を抱いている」(鈴木寛座長)と批判され、輿石東幹事長からも「3大学側が現行制度で認可に向け手続きを進めてきたことをとらえてほしい」と要請された。田中氏は最後は身内の説得を受け入れた。

 既に現行の大学設置基準に基づく設置審議会での審査を終えている3大学の新設について、新基準で再審査することなど法治国家では許されない。田中氏が示した救済案の撤回も当たり前だ。

 田中氏は3大学について「今回(の騒動が)逆にいい宣伝になって4、5年間はブームになるかもしれない」と述べ、当初の不認可判断も「文科相を拝命して(役所の)中からだったらブレークスルー(突破口)を作れると思った」と話した。無責任そのものの発言で、大臣の資質が疑われる(産経)。≫

≪どんなお育ちかしらん?角栄氏も泣いているだろう…=産経から≫


さらにひどいのは官房長官
藤村修官房長官は8日午前の記者会見で、田中真紀子文部科学相が秋田公立美術大(秋田市)など3大学の新設を不認可と判断しながら認可に転じた問題について、「閣僚として間違ったことをしたとは多分誰も受け止めていない」と述べ、田中氏の辞任の必要はないとの認識を示した。

 また、藤村氏は「3大学の新設は現行制度にのっとり適切に対応することで一区切りついた」と早期に幕引きを図りたい意向をにじませた。不認可判断が3校側を混乱させたことには「文科省に聞いてください」とコメントを避けた≫


「閣僚として間違ったことをしたとは多分誰も受け止めていない」とはまた呑気なもの。間違ったから“おばさん”はその後あわてて「謝罪して認可取り消しを取り消した」のじゃないのかな〜

「近頃の大臣さん、少しおかしいのじゃない?」と聞くと、藤村氏は「総理に聞いてください」というのかしらん?

そうそう、産経に「民主政権の機密費35億円超 政府答弁書 未使用額は3886万円」と出ていた。
≪政府は9日の閣議で、民主党政権交代を果たした平成21年9月から今年11月5日までに歴代の官房長官に支出された内閣官房報償費(機密費)が計35億2千万円に上るとする答弁書を決定した。未使用額は約3886万円で、国庫に返納したとしている≫

藤村官房長官、よくもまあガンガン使ったものですね〜
そう聞くと今度は「党の幹事長に聞いてください」というのかも…

スーパーで一円玉を数えているご老人方の姿が重なって見えてきた…


マ、有権者が誤って選んだ政党だから「仕方ない」が、国内じゃ笑って済ましていいとしても、海外に画像がガンガン流れているのだから、「これが日本の大臣閣下か」と受け止められていることが日本人の一人として本当につらい。


先日の「日米共同離島奪還作戦」も、今回の「大学不認可」問題も、どれ一つとして≪民主的手段≫を通じて決定されたものではないことを、国民は知らねばならない。
「中国が気分を壊すからダメ!」と副総理が言うと、日米共同訓練もドタキャンになり、審議会が決定したものを、暴走大臣が「ダメ!」というとドタキャンされ、国民が騒ぐと「3大学にはいい宣伝になったのじゃない?」とまたまたドタキャンする。
これが「民主」党の政治とは片腹痛い。だから私は、政権交代直後についに「ヒトラー」が現れたといったのだ。

マニュフェストもウソだったし、3人の総理は平気でうそをついて恥じないというトンデモ政権なのに【民主的に交代できない】という戦後民主主義制度の欠陥がようやく有権者にも理解できただろう。

時すでに遅しだが…


話題は変わって、世間を騒がせている「尼崎連続遺棄」事件だが、兵庫県警が「今回は例外」として美代子容疑者の写真を公開したという。

≪美代子容疑者の顔写真をめぐっては、共同通信を含む複数の報道機関が別人の女性の写真を誤って報じたことを踏まえ、県警は「間違って報じられた方への名誉の回復にもなると考えた」としている≫

≪角田美代子容疑者の親族と被害者一覧=産経から≫


そうそう、初めに公開された写真の夫人は、穏やかな和服姿だったから、私は彼女の心境にどんな変化があったのだろう?と非常に興味があった。あの、たぶん子供の入学式か何かで撮った穏やか表情の人相が、数年後に凶悪な殺人犯になったとはとても思われなかったからである。

やはりそうだったのか…と今回の鬼のような人相を見て思ったのだが、図のように、彼女の周辺には鄭とか李とか第三国人が絡んでいるそうだから、やはり映画「地と骨」の再現だったといえよう。

彼女らの仲間に竹島を占領された今、対馬壱岐を、そして九州を占拠されると、日本人は痩せ衰えてドラム缶にコンクリ詰めされ海中に投棄される運命だということを暗示している。
中国も桃源郷のわが国を支配したがっている。
なんだか将来の「お人よし日本国」の姿を、再現ビデオのように見ているようだ。

≪2050年のニッポン!=臓器摘出されるのかも…≫



さて、お口直しにUFO話を。

昨日、溜まった原稿を書き上げたので、家内と久しぶりにいつものコースをドライブし、温泉にひたってから「隠れ家」にコーヒーを飲みに行った。
ところがである。開口一番娘さんから≪スマホ≫を見せられ、UFOがほぼ毎日飛んでくるといわれたから驚いた。
午後7時過ぎになると、はるか東方の山の頂に、点滅する「星」が現れる。注目していると水平方向に動き、やがて上方へ移動するという。

航空機とはまったく違った動きで星でもない。
彼女がスマホで撮ったものを拡大すると、一枚はアダムスキー型のUFOに見え、もう一枚はひし形の、そろばんの玉のような形になり、そのうえ色彩が美しい。(展示写真にはないが)
ここまで来ると、都心のようにライトがないから、夜空にはくっきりと星が見える。
夜、PCにその一部を送ってもらったのだが、うまく拡大できない。
4組の写真は、上が拡大前、下がそれを拡大したもの。
色彩からみて星じゃないとは思われるのだが…
ご関心ある方のご意見を伺いたいもの。





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演 題:『今語る「尖閣防空作戦」』
日 時:11月10日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 九段の間(東西線半蔵門線、都営新宿線九段下駅1番出口)
講 師:佐藤 守(日本兵法研究会顧問・元南西航空混成団司令・元空将)
参加費:1,000円 (会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
    FAX 03-3389-6278   件名「国防講座」にて、ご連絡ください。
    なお、事前申込みがなくても当日、受付けます。


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