オバマ大統領がやっと重い腰を上げ、シリア空爆にゴーサインを出した。シリア情勢が悪化した時、直ちに機先を制していればこれほどの被害を出さずに済んだものを…といささか残念だが、しかし、ケリー国務長官がイスラム国は「宗教に見せかけた殺人集団だ」といったように、無法集団であることは事実であろう。
≪ケリー米国務長官は23日、国連総会に合わせてニューヨークで開いたテロ対策会合で、過激派「イスラム国」を「宗教に見せかけた殺人集団だ」と批判、撃退には長期的な取り組みが必要だとして各国の協力を求めた。
ケリー氏は、シリアで始めた空爆を「大きな一歩だ」としつつも、イスラム国の台頭は「空爆で解決できるものではない」と指摘。外国人戦闘員の合流や資金の流入を食い止めるため、各国共通の戦略づくりを呼びかけた。(共同)≫
しかし軍事行動には“戦機”というものがある。敵が一番恐れるのは「奇襲作戦」だが、それは対抗手段を講じる前に攻撃されるからである。
大東亜戦争直前、近衛首相側近に「ゾルゲ情報網」が張り巡らされていて、日本政府が「北進(対ソ戦)」するか、「南進(対米戦)」するかは、ドイツとの一戦が避けられないとみていたスターリンにとってはのどから手が出るほど欲しい情報であった。
そして“念願通り”日本が米国と開戦すると知り、安心してポーランドに攻め込んだ。
前回のシリア化学兵器をめぐる対応でオバマ大統領は、軍事行動をちらつかせて威嚇したが、結局尻込みしてうやむやにしたから、反米主義者、ゲリラたちは喜んだ。
そして今回、オバマ氏は自国のジャーナリストが惨殺されて初めて軍事行動に踏み切った。従ってこれは「報復・強襲作戦」である。強襲には相手をはるかに上回る戦力が要求される。
今のところ、有志連合は限られているようだが、今回、空爆にサウジアラビア、ヨルダン、カタール、バーレン、UAE(アラブ首長国連邦)が加わったとされること、並びにイランやシリア政府がこの空爆に沈黙を続けていることが興味深い。アルジャジーラの拠点でもあるカタールが参加したことも驚きである。
そしてシリアのアサド政権に「事前に通告」したと報じられているところを見れば、水面下で相当な事前交渉が行われていたのであろう。
攻撃目標はシリア領内にあるイスラム国の拠点である「テロリストの本部、軍事訓練場、武器庫、食糧倉庫、財務本部、宿舎など」で、「空爆とミサイルで破壊した(米中央軍発表)」という。
統帥綱領曰く。
≪将帥の責務は、あらゆる状況を制して、戦勝を獲得するにあり≫
火ぶたを切った以上、オバマ大統領はこの戦に勝たねばならない。徹底して叩き潰さねば、再び9・11の悲劇を見ることになるだろう。
そしてロシアとシナは、固唾を飲んでこの軍事行動を見つめているに違いない。後には引けない。徹底的に潰さないと、他国領土を占領してはばからない無法国が米国を軽く見て息を吹き返しかねないからである。
同盟国がついに戦端を開いたのだが、アジアの安定を受け持つべき我が国は、戦力を出す必要はないが、アジアの安定を高めて、同盟国が現地に戦力を集中できるようにし、足を引っ張らないようにしなければならない。つまり、アジアでこの隙を見て出てくる可能性がある“侵略国”封じである。
アジアの大国として、自由と民主主義を基準としている列国との協調を一段と高めてほしいものだ。安倍首相の国連での存在感が問われている。
ところで国内では、世界中に捏造情報を垂れ流して日本国民の名誉を傷つけてきた「天下の朝日」新聞社が、窮地に立っている。自業自得といえばそれまでだが、この「新聞社」は、実は他国の『工作機関』だったのだから、徹底してその芽を摘むべきである。
「朝日新聞を糺す国民会議」が結成されて活動を開始したようだが、通行人の中には「そこまでやらなくても…」などという同情論が見え隠れしているらしい。この感情が大東亜戦争の責任問題も回避する行動につながり、すべてがうやむやになってきた原点である。イスラム国同様、悪は根絶やしにすべきである。やがて築地のビルが売りに出される日が来ることを期待している!
朝日としてもクルーズミサイルで破壊されるよりはましだろうから…
さて、今朝の産経は「神戸小1女児不明」事件で兵庫県警が「近くに住む47歳男を逮捕へ」と報じた。
≪神戸市長田区長田天神町の草むらで、近くに住む市立名倉小1年、生田美玲(みれい)さん(6)の切断遺体が見つかった事件で、兵庫県警長田署捜査本部は24日、重要参考人として発見現場近くに住む男(47)の事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針≫
こんな凶悪犯罪の根が断てないのは、人権弁護士らが凶悪犯の弁護に回るからである。裁判官も如何にも人道に配慮しているかのごとき擬態を演じるから、いつまでもこの手の犯罪はなくならないのだ。
このまま偽善が横行すれば、まだまだか弱い?女性や子供らの命が失われ続けるだろう。犯人であると特定された時点で「公開処刑」すべきだと私は思っている。いわゆる見せしめである。47才にもなってまっとうな人生が送れない男に、悔悛の機会はあるまい。
放火犯人は火あぶりで、人体切断犯は断頭台で、首を絞めて殺した犯人は絞首刑でと「目には目」を断行すれば、いくらバカでも少しはおじけつくのじゃないか?
人の命は地球より重い!といった総理がいたが、それは「まっとうな生き方をしてきた人の命」であって、「残虐な今回の様な犯人の命」ではないことを知るべきだ。
このまま放置すれば、今にこの世は犯罪者だらけになって、社会の片隅でつつましくまじめに生きてきた庶民が消滅するだろう。
そんな悪人を「衣食住」揃った刑務所で、長々と生き延びさせる必要はない。速やかにこの世から抹消するべきだ!などと書いたら、人権弁護士や、偽善裁判官?らから猛攻撃を受けるだろうから、小さな声で言うことにするが、私の周辺ではほとんど同意してくれている。
ご両親は、幼い愛娘を“バラバラ”にされて、どんなお気持ちか…かける言葉もない。私だったら犯人を一刀両断後、八つ裂きにしてやるのだが…
我が家周辺でも建築中の家屋に火をつけて回る大ばか者がいるようで油断はできないが、世界が大きく揺れている中、国内で愚かな事件が多発していることが情けない。
40億年後地球は消滅する。地球人同士が殺し合っている余裕なんかないのだ。道に反する者には厳罰を加えて根絶やしにせねばならぬ。
パスカルの「力なき正義は無効。正義なき力は圧政」は今でも通用する至言だと思う。
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今月号は「大阪の陣と秀頼の実像」が特集だが、「戦後史発掘」という連載がある。ここでは「知られざる現代史:自衛隊の60年:その時何があったのか」とする連載が継続されているが、今月はその9回目で「民間機との衝突と航空自衛隊:空の護りに貼られた冤罪」…雫石事件が取り上げられた。
ここは私が担当したのだが、40年以上も前の事件を知らない世代の皆さんにも理解してもらえるように、かみ砕いて書いたつもりである。
講談社から出版した「実録・UFO〜」が縁で知り合ったグレゴリー・サリバン君の著書である。下はそのDVDだが、知的生命体を追求しているスティーブン・グリア博士の活動をまとめたもの。UFO機密情報公開(ディスクロージャー)分野で活動している博士のドキュメンタリーである。
「これは決して語られることのなかった空前の物語です。UFOテクノロジーが解明されていることを人々が理解したなら、もはや石油も石炭も原子力も不要であると悟るでしょう」とグリア博士は語っている。
次元の低い記事や催し物が氾濫し、次元の低い愚か者が跋扈している今の日本では、とても理解されないだろうが、これが今地球に迫っている“現実”であることを知るよすがになるかもしれない…
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