9年も経つと、木製のウッドデッキもところどころ腐食する。薔薇の季節を迎える前に補修を!と考えて昨日やっと完了した。まだ少し塗料の匂いが残っているが…
駐車場の傍のモッコウバラの茂みには、キジバト夫婦が卵を抱いている。いつもの?風景だが雛が孵ったら、カラスに攻撃されないよう気をつけねばならない。
一息ついたので久しぶりに家内と共に都心に出て、日本橋高島屋で山村御流いけばな展を鑑賞してきた。大和円照寺代々のご門跡に連綿と伝えられている「花は野にあるように」という楚々とした花展だが、今年は「春の光に輝く草花の姿」を表現したものだという。
都心の雑踏には辟易するが、ここだけは別世界、日本文化を堪能してきた。
会場を出て、椅子に座って家内が出てくるのを待っていると、隣席の老婦人方が会話を始めた。「奇を衒うような現代花展は親しめないが、身近な草花を上品に展示するこの花展は毎回欠かさない…」という共通の話題を、聞くともなしに聞いていると、一人は大正13年生まれで、観世流の謡曲を嗜むらしい。もう一人は「私は15年生まれで茶道教授だ」といい、互いに住所を控え合い「また来年ここでお会いしましょうね」と言って別れていったが、待てよ?91歳と89歳じゃないか?と気が付いて目を開けた。別れのお辞儀をし合うお二人とも腰も曲がらずしゃんとしていたのには驚いた。
昭和14年生まれなんぞ、彼女らにとっては洟垂れ小僧くらいの感覚か…
昔の日本婦人は教養があって、自信に満ちている。これがあと20年もたったら、どんな老婦人方の集まりになるのだろう?と考えた。
マ、そのころは私も消えているだろうから、知ったことではないが、たしかに若いころに鍛えた肉体と(ほとんど苦労の連続…)、昭和初期頃の高度な教育の賜物じゃないのだろうか?と考えさせられた。現代はあまりにも平和?でふやけすぎている。
≪山村御流:えんれい草=絵葉書から≫
さて、危機管理に疎いわが政府の中枢部にドロ〜ンが出現した!と大騒ぎだが、軍事軽視の戦後日本の象徴的な事件だろう。
まず用語自体がおどろおどろしいドローンなどという「無人攻撃機」的表現を使っているが、現物はオモチャに毛が生えた程度のもので、プラモ店や高級な玩具店で売っている「マルチコプター」と呼ばれるヘリコプターの一種じゃないか。
中には中国製だ!とシナからの攻撃ででもあるかのような書きぶりも散見されるが、そもそもこのマルチコプターの製造は「中国とフランス」が主流である。既に今回のようないたずら?的使用は米国はじめ各地で実施済みのもので、今更大騒ぎするほどのものでもあるまい。
問題は、わが国中枢部に危機管理意識が希薄だということを全世界に公表してしまった点にあり、今後愉快犯はじめ左翼の活動家らが、頻繁に模倣するに違いない。法規制は必要だが、文章でいくら規制しても実体を物理的に阻止できなければ全く無意味なのだ。しかし今の「専守防衛」を唱えて得意になっている方々には不可能だろう。
現役時代、防衛力整備で持ち出された用語に「必要最小限度」というものがあった。何がどのくらいあればその条件を満たすのかについては、誰一人として満足に答えられなかった「官僚用語」だったことことを思い出す。
つまり、わが国の防衛に関しては「言葉の遊び」以外の何物でもなかったわけで、これを専門用語?では[神学論争]というらしい。
オウム事件が進行していた時彼らが狙っていたのは、ソ連(ロシア)からヘリを輸入し、それで皇居上空にサリンを散布して日本の国体を破壊しようとしたのだったが、今やすっかり忘れられている。
勿論ヘリを使用することが不可能だったからだが、今やそれに代わる手段がどこにでも転がっているのに、誰も見て見ぬふりをしているようだ。
第一、皇居を守備する近衛師団も創設せず、市ヶ谷に展開していた実力部隊も郊外に排除した。今や練馬と習志野が近傍と言うことになるが、武装集団が突如皇居周辺に出現した時、皇宮警察じゃ対応できまい。
軍事的発想ができない国は、平時における国際政治の場でも強く出られない宿命を持つということは、今議題になりつつある「核武装化」問題を見れば十分だろう。
同盟国、アメリカにも都合がある。いざとなった場合に、手助けしてくれるかどうかは、終戦時に「日ソ不可侵条約」の有効期限内であったにもかかわらず、平然と我が国に侵攻してきたソ連の暴虐ぶりが証明している。
一般的に進歩的文化人らは、米国が原爆を落とした!などと騒ぐが、国際法を無視したソ連の理不尽さと、その後のシベリア抑留問題などには一切口をつぐんで恥じない。
そんな弱腰を見透かした北朝鮮は日本人を拉致して奴隷にし、韓国も賠償金だなどと難癖をつけて巨額の金をむさぼった。これらを見たシナは、歴史を改竄してまでも日本から知恵と金をむさぼり取ろうとしている。
尤もその間で、利をむさぼっている日本人弁護士や商売人らがいるから始末に負えないのだが、これらに関する情報も、メディアが牛耳って国民の目に触れないようにしているようだ。
それらの実態についてはいずれ詳細な情報を提示する予定だが、今日は気晴らし?になるような面白い?シナ情報をアトランダムに紹介しておきたい。
≪解放軍の軍用犬の食品は、食事に窮乏しているシナ農民の子供たちの食事よりもバランスがとれたいいものだ、という。確かに中国共産党は農民解放をスローガンに掲げて大陸を制覇したが、そんなスローガンなどすっかり忘れて人民を苦しめているのは確かなようだ…
ネット上では「シナ人は並ぶのは大嫌いだが、犬の方がよく教育されている!」などと罵る言葉が並んでいる。≫
≪しかし“人民”も犬に負けず逞しい!
4月19日江蘇省鎮江で一名の男性が3輪車の上に軽ワゴン車を積んで、平気で道路を運搬した。警察は当然交通違反として厳罰に処したらしいが、「この神業は、中国人だからできるのだ!」とネット上では評価?されているという。≫
≪江南廠は“国産”潜水艦の全貌を公開した!しかし国産とは名ばかりで、ウクライナ人技術者が作ったものだという。北京政府は、ソ連解体直後、5000人以上もの軍事科学者らを北京に連れてきた。これらの旧ソ連時代の科学者らは、中共のために造船界、宇宙開発、武器製造、戦闘機製造などの分野で大健闘、この新型“国産”潜水艦はやがて進水する運びだという。そのまま水没しなければいいが…≫
≪この美人は解放軍の諜報員・湯燦である。シナの99%の官僚らは1〜100名の愛人を持っているという。これを「銭色交易」というらしいが、人民解放軍総政治部の歌舞団の女優、中共中央TVの女子アナらは、ほとんどが中共幹部の愛人で「妓楼」というらしい。これは中国4000年来の伝統であり、北朝鮮だけの特色?ではないという。
問題のこの39歳の湯燦ちゃんだが、中共の高官、周永興、ハク帰来、徐才厚、郭伯雄、谷俊山など数えきれないほどの腐敗官僚らと日常茶飯で「交情」していたそうだ。
ところが武漢市にある女性刑務所で2回目の血液検査をしたところ、エイズであったと判明したからたまらない。彼女は直ちに武漢軍区総合病院に送られたが、彼女と交渉を持った軍や政界の高官らに急報され、それぞれ「ただちに検査を受けた方がよい」と司法部が軍に連絡した、と報じられた。
そこで通知を受けた数十人の“該当者ら”は、パニック状態に陥っているというのだが、ネット上には、
「湯燦は反腐敗の英雄だ!」
「中共の法律は官僚を罰することが出来ない。しかしお前の手段(エイズ)で腐敗官僚を死なせた!本当に民族の英雄だ!」
「情婦の反腐敗用武器はミサイルより強い!」
「中共の情婦、頑張って腐敗した官僚と党中央をエイズで殺す!人民はあなた(湯燦)を称賛する!」
というコメントが殺到しているという。わが官邸はマルチヘリ攻撃で右往左往したが、中南海は「エイズ」という思わぬ伏兵で右往左往している。やがて幹部らは生物学的に“壊滅”させられるのでは?13億人民に希望が持てる話じゃないか!≫
最後に、反日歴史戦を展開中の北京政府が、過去の資料を改ざんしたり、歴史的事実関係を偽造記録映画などにして、この9月に公開しようとしていることは既にお伝えしたが、下の写真はその偽造映画撮影シーンの一こまである。
「1945年8月21日、100万の日本軍の代表・今井武夫が岡村寧次の命令で湖南省に降伏のために到着したシーンを撮影中のもの」だというが、これがいかにでたらめなものであるかは、次回にでも解説しようと思う。
ちなみにその下の写真の撮影はこの4月17日湖南省で撮影中のものだという。
協力?している米軍人役にはその下に「60〜70年代シナが反米だったころのスローガン」を一部掲げておくが、これらも次回に公開する予定。
昨日の敵は今日の友??かな。
まるで、「バックミラーだけ見て運転している」ようなシナ共産党政府には、未来は見えていないようだが、自身が「歴史を鏡」にしなければならない時が来るかもしれない…。勿論彼らが反省するとは少しも思ってはいないが。
届いた書籍のご紹介
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≪WiLL6月号。総力大特集「習近平、度し難し!」のオンパレード。
蒟蒻問答のタイトル、「習近平は“集金”平だ」は秀逸≫
≪英霊との対話としての政治:西村眞吾著:青林堂¥1200+税≫
熱血漢。西村氏のその時折の所感集だが、改めて氏の歴史的博学に敬服する。「憲法を取り戻す。国軍を創設する。歴史を取り戻す。日本再興のための直言集」と帯にあるが、私は全く同感するものの、退官後既に18年、沖縄問題一つとってみても全く進展しない現状を見れば、彼の盛んな意気を見るといささか苦しくなってくる…。若者達に是非読んでほしい、というくらいが精いっぱいの応援という気がしてならない。それほど戦後70年という人の一生ほどにもなる無為無策な時の流れを感じる。≫
≪それでもなぜ、反日大国の中国人。韓国人は日本にあこがれるのか?:黄文雄著:海竜社¥1500+税≫
黄文雄氏も熱血漢の一人であり、今でもその鋭い舌鋒は少しも衰えていないが、極度の劣等感にさいなまれているこれら二国にいくら言って聞かせても暖簾に腕押しだろう。○○は死ななきゃ治らないという広沢虎蔵の浪花節が聞こえてくる…≫
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