軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

なぜ韓国系日本人と呼ばぬ?

我が国の宝である神社仏閣に、オイルをまき散らして損壊させていた人物が特定されつつある。
≪各地の寺社に油のような液体がまかれるなどした事件は、米国に住む日本国籍の医師の男の逮捕状を千葉県警が取ったことで急転した。男は医師業の傍らキリスト教系を標榜する布教活動にも従事し、各地で集会を開催。ネット上で公開されている集会の動画では「東日本大震災は“日本の君(きみ)”の首の骨を折るための神の意思」「呪われている寺社などを油を注いで清めた」などと話していた。
 複数の動画で男が語っているところによると、東京出身で、17歳の時に韓国系牧師が創立した都内の教会でキリスト教に出合い、神の命令に従い渡米して医学を研究。産婦人科医として米国で働きつつ、布教活動にも従事してきたという
 平成25年7月に東京で開いたとする集会の動画では、東日本大震災で倒壊した鹿島神宮茨城県)の鳥居の写真を示し「震災は“日本の君”の首を折るために神が起こした」などと主張。震災を機に日本で「呪われた場所を清める」活動を開始するよう神に命じられたとした。100カ所以上の神社や城郭、ほこらなどを訪れ、「油を注いで清めた」と説明。この活動は「誰も連れて行かないように神に命じられた」とし、1人でレンタカーなどを使って行っていたと話した。
 「清める活動が終了し、“日本の君”を追い出すことに成功した」などとして25年、布教などのために団体を設立。各地で集会を開き、社会で働きつつ神に奉仕する重要性を説いていた。
 この男が創立した団体は東京都内の高層ビル内に事務所を設置。同団体関係者の女性は産経新聞の取材に「逮捕状が出たと報道されているが、氏名が報じられたわけではなくコメントはできない」と回答。その上で、「われわれはキリスト教徒が中心となった集まりだが、宗教団体ではなく、会費もない」と説明した(産経)≫


以前この事件が報ぜられた時、「犯人は多分日本人ではない」と私は書いた。やはりそうだったか、と怒り心頭に発する。
更に奇妙なのが、産経はじめ各紙が「米ニューヨーク在住の医師で52歳の男」とか単に「男」と書くだけで氏名を書かないことだ。だから上記の団体関係者の女性は「氏名が報じられたわけではなく」としてコメントを避けているのだろうし、多分彼女もその手の人物なのだろう。

警察は「人権」に配慮してか動かぬ証拠を握らない限り、氏名を公表しないのだろうが、インターネット上ではすでに公開されているのだ。勿論「多分」という接頭語付だが…


個人情報保護法などは、「ヤーヤー我こそは…」と官姓名を名乗って戦に臨んだ先祖を持つわが大和民族にふさわしくない法律であり、施行されて以降犯罪調査などに大きな弊害が出ているという。誰が一番得しているのか一目瞭然だが、おとなしい日本人は、長いものにまかれて文句を言わないから、さらにそれにつけ込まれて被害が増えるのだ。いや、それ以上に、世界は十把一絡げにして彼らも「日本人」としてみているから、日本人の評価がどんどん低下して、商売にも影響が出てくることになる。


勿論、国民年金機構がシナからのウイルス攻撃で情報を抜かれたのは、上から下まで≪たるみきっている≫組織の責任であり、この手の話とは若干異なる。

ゆるみきった官僚機構と、無責任極まる対応、さらに驚くべきは間髪をいれず対処しようとしない「危機管理能力欠如」の幹部たちだ。こんな連中の方が、年金は確実に確保していて老後に困るわけはないというのだから庶民は頭にくる! 昔だったら筵旗が各地に立っていることだろう。


話を戻すが、このような報道規制?つまり日本人に成りすまして真の日本人の名誉を汚している連中を保護するような手法はいつだれが決めたのだろうか?


なぜ「朝鮮系日本人」とか「韓国系日本人」と書かないのだろうか?
諸外国の人物に関しては、国籍は同じでも「中国系アメリカ人のアイリス・チャン氏」「中国系アメリカ人、馬青さんは」「アフリカ系アメリカ人選手としてデビューし活躍。ジャッキー・ロビンソン選手」「アフリカ系アメリカ人の3人に1人は、〜」「映画監督:フランシス・フォード・コッポラの作品でイタリア系アメリカ人家族の話」などと、外国人については平然と氏素性を明記しているじゃないか。
インターネット辞書にも「日系アメリカ人(にっけいアメリカじん、英語:Japanese American)とはアメリカ合衆国市民の中で、日本にルーツがある人々のこと。19世紀末の移民によってアメリカ合衆国に渡った人々とその子孫のことを指すことが多い」とあり、「日系アメリカ人強制収容所」などと紹介されている。

6月3日の産経は「在日コリアン3世の文美月さん(44)は同志社大学在学中に、大学とともに、会計に関する専門学校に通う『ダブルスクール』生活を送った。なぜか。『人の2倍3倍頑張ってようやく同じスタートラインに立てると思え』。父親に繰り返されたというこの言葉に、ダブルスクールを選んだ理由があった…」と頑張り屋の彼女を紹介している。
この記事のどこに問題があるというのだろう? 特に犯罪者に関して、犯人をぼかす記事が多いのがどうしても頷けない。新聞社のデスクがそうだからか?とは思えないが、一考に値するのじゃないか?


私はむしろ前記の文さんの記事に、何の違和感もなく感動する。多分皆さんも同じだろうと思う。
わが国内で、日本国籍は取っても堂々と中国名で活動するジャーナリストや、韓国語で教壇に立つ教授には尊敬の念さえ覚えるが、自国名の氏名を隠して、日本人面する連中は信用ならない、と私は思っている。
今回、日本各地の由緒ある神社仏閣に【謎の「油」】をまき散らした「NY在住男」は日本人の一人として断じて許せない。ご先祖様に対して申し開きできないからである。
捜査関係者らによるとこの男は「高校時代まで国内で過ごし、卒業後に渡米して医師となり、平成25年にキリスト教を標榜する団体を設立した。関東や関西の各都市で講演するなどして信者を増やし、東南アジアなど国外でも布教活動を行っている」というが、奇妙な新興宗教を立ち上げるのもこの連中の“特技”であり、お人よしで信心深い日本人が被害者になるパターンが定着している。日本国内にはびこっている新興宗教を見るがよい。(今年のSAPIO:1月号「日本の宗教」が詳しい)
「呪われた日本を油で清めた」「震災は神の意志」という“呪われた精神”を持つ逮捕状の男の正体については、各方面から情報が届いているが、その一つに「日本キリスト教バプテスト会東京教会 代表の在日韓国人医師・金山昌秀(帰化前の名前:李起龍 イキョン)が犯人のようだ」とある。


警察は、逮捕したら通名と実名、および「韓国系日本人」と公表すべきだろう。
以前我が国のメディアは、なぜか凶悪犯人などを「アジア系外国人」などと、名を伏せてかばっていた時代があったから、気をよくした?連中による凶悪犯罪が増えすぎた。メディアには少しは反省してほしいものだ。

日本を愛する観光客が大勢訪日している現在、こんな似非日本人と一緒くたにされたのでは日本国の名誉と≪武士道≫の名が廃る。


最も政界にも大勢いるそうだから、次回の選挙からは正々堂々と「官姓名」を名乗って立候補してほしい。

わが国では古来ヤクザでさえも「お控えナスって!てめえ生国と発しまするは…髷もいなせな旅から旅の流れ者、人呼んで森の石松と申しやす若輩者でごぜえヤス!」と啖呵を切ったものだ。それが日本の男というものだった。
日本の法律や税金でいい思いをしているのだから、少なくとも一宿一飯の恩義を感じる昔の日本の任侠道くらい学んだらどうだ?


さて、ちょうどメールに【超拡散希望水間政憲徹底解説 「事後法により裁かれた東京裁判」という情報が届いた。
ジャーナリスト水間政憲氏からで、インターネットだけ転載フリー〈条件・全文掲載〉とあるから貼り付けておきたい。
《外国人に「南京大虐殺論争」を一発で沈黙させれる東京裁判資料の解説動画》とあり、前回の「南京動画」解説は、国内での「南京大虐殺論争」を一撃で潰せることをアップしましたが 今回の「南京動画」は外国人と「南京大虐殺」論争になったとき、一撃で沈黙させれる「武器」を伝授します。
東京裁判 松井石根大将 判決から導き出される結論『日本軍による南京大虐殺はなかった』
http://www.nicovideo.jp/watch/1433195774


次いで訃報も入った。
評論家で前拓殖大学日本文化研究所所長の井尻千男(いじりかずお)氏が6月3日、急逝されたという。
「氏は評論家、コラムニスト。拓殖大学名誉教授、拓殖大学日本文化研究所顧問(前所長)。また三島由紀夫追悼の「憂国忌」の代表発起人のひとりとして、憂国忌では「武士道の悲しみ」で記念講演のほか、シンポジウムに何回か出席され、烈烈たる憂国の弁を奮われた。(宮崎正弘メルマガ)」

井尻先生にはいろいろとご指導いただいた。体調を崩されて入院中だと聞いていたが実に残念なことだ。謹んでご冥福をお祈りしたい。


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≪SAPIO7月号 小学館¥700≫

表紙からしてものすごい迫力がある。暗殺未遂は6回あったが、警戒厳重で今まで無事であった。しかし今後の身の安全は保障できないだろう。それに今日は天安門事件の日でもある。

長江でセウォル号並に造に改造を重ねて重心位置が大きく狂った遊覧船が沈み、400名以上が不明になっている。犠牲者には老人が多いというから人民の怒りは爆発しそうである。
船長を処刑しただけで済むかどうか…財政、政権、そして度重なる事故…13億のトップに立つのは容易ではないという実例だろう。
それに比べてわが政界は楽なものだ。放言で済むのだから…

この際、シナはどうでもいいが、本誌に無責任の代表のような記事があったから、コメントしておこう。

朝日新聞の元同僚が進言!≫
慰安婦問題で窮地に陥りながらも“逃避行”を続ける朝日の植村記者に対する元同僚からの進言である。
彼の出自は知らないが夫人は韓国人らしい。しかし彼の往生際の悪さには森の石松も笑うしかなかろう。
書斎整理中に平成5年当時の新聞切り抜きが出てきたが、この当時は朝日の天下!だったようだ。昔の懐かしい?朝日の天下ぶりをご紹介しておこう。
河野官房長官談話が出たのがこのころで、朝日と毎日は一気呵成に“従軍慰安婦”記事で稼いでいた。

河野談話を発表するときの官房長官!=朝日新聞8月5日付≫


≪同じく8月5日の毎日新聞=この記者さんと韓国人元慰安婦さんらは今どうしていることやら≫

しかし、8月11日の産経新聞にはこんな記事があった。

≪55・5%が「誤報」の被害。「訂正」掲載僅か25%=大手企業調査≫

経済広報センターがまとめた企業の広報活動に関する意識調査結果、「この1年間に事実に反する記事や報道があった」とする広報担当責任者は55・5%と過半数を占め、マスコミの誤報に強い不満を持っていることが明らかになった、とある。
誤りについて指摘したところ「最も重大な誤報」に対するマスコミ側の対応は、「誤りは認めたが、訂正記事は掲載しなかった」という回答が50・9%、全く「誤りを認めなかった」のは10・9%あったというから、今でもそうだろうが、新聞記事のほとんどは嘘だとわかる。
それが継続していて会社が倒産しないのは、何も知らない一般読者が惰性で購入しているからだろう。
この当時から自衛隊関連記事の大半も“誤報”だったのだが、あれから22年たつ。ウソだと判明した“従軍慰安婦”のみならず、記事の大半が今でも嘘なのかもしれない…。皆様方ご用心!

新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか (PHP新書)

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ひと目でわかる「慰安婦問題」の真実

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