軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

宇宙時代の幕開けだというのに…

「人のうわさも75日」とかいうが、ウクライナ戦争は3月14日に侵略が開始されて、既に3か月に及ぶ。P氏の予想が大きく外れたからかロシア軍の戦闘状況にも大きな錯誤があり、あの大国が「苦戦」と報じられる始末。ご本人は気が気じゃあるまい。嘘つき”ロシア”の実態がバレたこともあり、誰からも信じられなくなってきた。

英国発の情報によると“愛人”にまでも愛想をつかされたらしく“勝手に身ごもった?ようで、それを聞いた”彼は「誰の子だ?」と怒り心頭に発しているというから、“皇帝陛下”にも裏切り者が現れたのだ。P氏も単なる“○○ぶら下げた革袋”だったわけでまるで“喜劇の一幕”を見るようだが、攻め込まれて殺戮されているウクライナ国民は笑う気もしないだろう。

そろそろわがメディアにも“疲れ?”が出てきたようで、まるで素人のユウチューバー並みの繰り返し画像が定着してきた。

 他方、世界中に人工疫病を蔓延させて、多くの犠牲者を生んだ武漢肺炎の方は、この機に決着をつけようとしたのか発祥の地である中国では「コロナを封じ込めた」と豪語していたが、どっこい、ブーメランさながら吉林株、長春株という“新型”が続々と発生して、中共政府の手におえなくなってきた。人民解放軍の「実験成功!」じゃないのか?

 そして吉林省諸都市に続いて、経済の心臓部である広東省、上海も都市封鎖、首都北京も封鎖する始末。

 鳴り物入りで宣伝に相務めた「中国製ワクチン」に、全く薬効がなかったことも判明した。この国も「嘘つき国家」なのだ。裏で「派閥抗争」が盛んなのだろうが・・・

 そんな中、中国の元ウクライナ大使が、こんな発言をしたそうだ。ウソをつかない高官もいると感心したが、早速発言を削除されたという。やはり、政府は“嘘つき”なのだ。

 こんな嘘をつく政府の指示に従って、餓死している市民は不幸だと言わねばならない。お気の毒に…

 

 問題は我が国の対応なのだが、憲法改正もままならず、コロナ同様“右往左往”している雰囲気がぬぐえない。

 今日の産経「オピニオン」欄に、考えさせられる記事が出ていたからご紹介しよう。まず筆頭の「銃を持つ女をしり目に花見かな」という川柳?がよくわが国の“実態”を描いていて感心?した。真面目な国民は被害国民に同情して支援活動をしているが、ほとんどの“大衆”はTV観戦をするにとどまっているようだ。物理的にやむを得ないが、身に迫りつつある「脅威」に対しても、余り関心はなさそうに見えるから心配だ。

 筆者の桑原記者は「人間という存在への諦観で『こんなことを繰り返すのなら、いっそのこと人類は核戦争で絶滅した方が良いのではないか』という考えがふとよぎるのだ」というが、地球人が宇宙を破壊する資格はどこにもない!既に三島由紀夫が喝破して小説化していた。(「美しい星」)

 そしてP氏が「自分の奴隷になったがために、引くに引けなくなった独裁者の末期的な姿にしか映らなかった」と書いた。更に「人間いつかは死ぬが、こんな男の道連れにされるのはごめんだ」と結ぶ。

これが大方の正常な“人間”の感想だろう。冗談じゃない!!

 偶々一面に「国際チーム」が、「ブラックホール撮影」に成功したと報じられていた。人類は「宇宙の一員」として地球上に生きてきたのだ。P氏如きにいいようにさせてはならないのだ。これからは宇宙時代なのだ。

 

 今回の戦争でもし核兵器が使用されると、核兵器を持てば「他国への攻撃の後ろ盾」になり「非保有で平和を愛する国」は侵略者の餌食になるのだということを証明したことになり、北朝鮮のような「核兵器信奉国」が誤解してますます自信を持つ事になりかねないし、中国のような国が核威嚇をちらつかせながら通常戦力を過信して侵攻を行う可能性が高まるという懸念である。

 活発に行動している?岸田首相の指導力に期待したい!

 

届いた書籍のご紹介

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島嶼研究ジャーナル(¥1100:島嶼資料センター刊)

海洋に関する専門書だが、今回の記事では「竹島でのアシカ漁師の集合写真」が貴重であると思う。