軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

靖国神社は、日本人の魂。

 確かブログに取り上げるのは二度目になると思うが、自衛官靖国参拝問題で、今朝の産経はこう書いた。

 冤罪事件だった「雫石事故」直後の、反自衛隊意識が高いころの昭和49年に出された通達に従って、防衛省は陸幕副長以下を処罰したそうだが、時代遅れも甚だしい。

 第一、こんな遅れた発想しかできない「シビリアン」に精強な軍隊が指図されていること自体がおかしい。

 高学歴?無教養そのままであり、こんなことだから中国軍になめられるのだ。産経は「国を守る自衛隊員が、過去に国を守るため尊い命を捧げた戦没者の追悼施設を訪れることは自然な行為ではないか」と書いているが、処罰問題は「公私混同?」で官用車を使ったことが問題のようだ。

 では万一北陸などの災害地で、事案が発生して緊急集合がかかった時、陸幕副長はタクシーで向かうか、それとも自家用車で向かえば問題ないとでもいうのか?

 そうして遅れた場合には「公務に対して緊張感が足りない!」として当該自衛官を処罰するだろう。自分たちはパー券の余りで?どうにでも都合がつくのだろうが、その昔「ああ言えば上祐」という言葉がはやったように彼らにとっては何とでもいいわけができるのだが、自衛官はそうはいかない。

 A級戦犯が合祀されているから、というのも「詭弁」だろう。第一「A級」「B級」の区別を彼らは知っているのか?

 戦勝国が便宜上つけたに過ぎない区別を敗戦国だから「後生大事に」従うのか?

 それならば、アーリントン墓地など、外国の墓地では何の疑いもせずに「頭を」垂れて参拝する日本の首相は、中に眠っている戦死者たちの所属をいちいち確認して拝んでいるのか?

 どこの国でも「戦死者」は同等であり、差別はされない。どうも頭の堅い?お役人と、薄汚い政治屋どもは、規則を自分に都合の良いように解釈して、自己弁護する。

 日米戦争が終結して何年たっているというのだ!改めて勘定してみるがよかろう。

  今朝の宮崎正弘の国際情勢解題に、いいお手本が掲げられていた。

【「ミス日本」に選ばれたカロリーナ椎野・嬢(26歳)はどう見てもウクライナ生まれの白人だが靖国神社に詣でる】と記事には紹介されていて、【ウクライナ出身のモデル、カロリナ・シイノさんが今週、ミス・ジャパン・コンテストの優勝者となったことで、日本人であること、そして日本人であることの意味についてソーシャルメディアで議論が巻き起こっている。】というのだ。

 記事(ロイター 東京 2024年1月25日(木))には

ウクライナ生まれで白人に見える26歳のモデルは、日本に20年以上住んでおり、帰化しています。長年にわたり、日本は世界でも有数の少子化を逆転させるため、外国人に門戸を開いてきました。 「私は日本人として生きていますが、人種の壁があり、受け入れられなかったことが何度もありました」と、椎野さんは流暢な日本語で涙ながらに受け入れた。】そしてこう語っている。

【「今日(靖国参拝)、本当に日本人として受け入れてもらえたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。 何人かの人々がソーシャルメディアで、椎野は本当に日本の顔なのかと疑問を呈した。「日本人の血を一滴も受けず、日本人らしさのかけらもない人が、日本人女性を代表することになるのか?」と、ある人はソーシャルメディアプラットフォーム「X」に投稿した】とあるが、立派な日本人だろう。

 

 似非日本人がはびこる昨今、「本来の日本人」も少しは彼女を見習って英霊を尊んだらどうだ? 「本物」であれば何も恥じることはないはずだ!