軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

否定する宗教家をだしに使う?

シナが宗教を否定する『共産主義国』であることは世界中が知っていることだと思っていたら、そうでもないらしい。このインターネット情報を見てほしい。


≪“正定教堂惨案暨宗教在战时的人道主义救助”学术研讨会=インターネットから≫


旧日本軍による“暴虐事件”を追求する、シナとオランダ・カソリック教会との『学術会議』というのだが、この件を中国は「解放70周年」を視野に入れ、日本叩きに利用できると読んだらしく、今年10月28日に石家庄で開催したという。
その学術検討会の概要について後輩が一覧表にして送ってくれたのだが、奇妙なことに日本人神父?も、岡田武雄大司教(文書参加)、松隈康史(日本カトリック中央協議会)らが参加している。


≪学術会議?行事予定表=後輩から≫

先日、シナ政府は改めて宗教を認めないと宣言したばかりだが、日本人を含むこれらカソリック教の神父らは、知らないのか知っていても金になるから参加したのか、いずれにせよ[世にも奇妙な出来事」であることに変わりはなかろう。


そんなことより、文化大革命時代に教会や仏閣、そのメモリアルなどを紅衛兵らに破壊されたことの方を重視して抗議すべきじゃないか?と思うのだが、一神教という宗教に凝り固まった方々には全体像が見えないらしい。
シナの社会科学院の、凡そカトリックではない連中が、この宗教的検討会に深く関わって「研究発表」するというから“漫画”である。


また、後輩からは、「別件ですが、あのトンデモ映画、『ジョン・ラーベ』が国内で巡回興行されております。多分、左翼の動員で会場を埋めているのでしょうが、これを、日本公開での実績に祭り上げるつもりではないかと考えます」という忠告も届いた。
シナ政府は、いよいよネタ切れになっているらしく、トンデモ映画まで持ち出しているが、なんとこの映画にも、日本人“俳優?”が得意げに出演しているというからこれまた“漫画”である。


≪いかがわしいドイツ人を描いた映画=インターネットから≫

詳しくは先刻ご紹介した「正論:1月号」の田中教授の論文をご一読いただきたいと思うが、いずれにせよ国内騒乱を収めきれなくなりつつあるシナの共産党はなりふり構わず反日攻撃に出る気らしいから、第3次安倍政権には少しでも早くその≪迎撃体制≫を確立してほしいと思う。


たまたま届いた「SAPIO1月号」に、「日本の宗教(政治と金)」特集が出ているので、併せて“投票前”に是非読んでおいてほしいと思う。
「総選挙と巨大教団」「新宗教の異変」は面白い。

ある意味「共産主義思想」にかぶれることも、オウム何とかと同じくマインドコントロール下にあるといえるから、無宗教政府要人らとカソリックの研究集会も“宗教的つながり”の一環だといえなくもない!

ある学者に言わせると、昔共産主義思想にかぶれたのは、学卒の豊かな家庭に育った時間を持て余していた若者たちの“お飾り的”なものだったが、今や妬みや世をすねた若者たちのたまり場に過ぎない、というから、この見解も面白い。

やがてSAPIOの“宗教特集”に“共産主義思想”が入る日も遠くはあるまい。


さて今日の特報は、香港の「大公報」の副編集長・王善勇氏が台湾に亡命したという報道である。先月27日、夫人と娘が、彼の捜索願を出したようで、当局が調査したところ、すでに台湾に亡命していたという。
家族を捨て「祖国」も捨てて出て行ったのだから、よほど決意は固かったのだろう。報道機関にいる者は、多量の情報の中から得られる情勢分析が確かである。香港の将来を悲観し、台湾の夜明けに期待したのだとしたら、シナ大陸内での第2次文革の先もおぼろげながらはっきりしてきたと思われる。


わが国でも選挙が始まり、またまた「口だけ番長」らが無責任な批判合戦を恥ずかしげもなく行っているが、前回の民主党への政権交代で、国民は塗炭の苦しみを味わっているから、今回はそう簡単に「甘口」に騙されないだろうと期待している。
ドイツのヒトラーの例、革命で共産化したロシアの悲劇、そして国共内戦で、大陸に蔓延した共産主義によるシナ人民の悲劇を見るまでもあるまい。


TVなどでは無責任な反安倍政権評論をしている輩がいるが、一旦共産主義社会になったら、カンボジアポルポト政権のように、彼らのような識者たちはじわじわと牢獄行きにされ、二度と太陽を拝めなくなるのが歴史が示す実例である。
香港「大公報」の王善勇副編集長はその危険を嗅ぎ取ったに違いない。

≪王善勇助理=インターネットから≫

私のブログに、北京からエール?を送ってくれている読者氏も、どうもそんな感じを持っていると思われる。
世界中のインターネット情報を「監視」している担当者は、自由な言論の中に、その真実を読み取っているのであり、自国の将来を彷彿としているように思われる。

政府が否定している宗教という麻薬?を自己政府の存続のために利用しなければならないほど、この国は切羽詰っているのだ、と私は見ている。

何はともあれ、他国よりも自国の将来を決める大事な選挙が始まった。
TVのインタビューに「選挙には、友達がいかないから私もいかない」などと寝惚けたことを言った20歳の女性がいたが、馬鹿も休み休みに言えといいたい。自分で自分の首を絞めて、何が民主主義だ。こんな輝けそうもない女(失礼“女性さま”)が次世代の主役じゃ、この国も香港のようになるようで、死んでも死にきれない!
後期高齢者は残り少ないが、若者にはたっぷり人生の空き時間が残っている。迷わず自分の将来を自分の手で選んでほしいと思う。

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