軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2023-01-01から1年間の記事一覧

茶番続きの政治。世界の枠組みが変化しようとしているのに…

春たけなわ、家内が残して逝った「バラ園」の手入れで、培養土を買ってきて土を補強し、肥料を埋め、なれない手で、枝の整理をしたが、日一日と花芽?が噴き出すので休んでいられない。 今日は久しぶりに雨天になったので、少し手を休めているところだ。 そ…

暗雲漂う日本の航空、宇宙産業界

大方の国民が期待していたJAXAの最新ロケットH3初号機は、2月17日に、電源系統の異常を検知して補助の固体ロケットブースターの着火が出来なかったため、中止されたが、今回は発射されたものの何らかのトラブルがあって2段目エンジンに着火せず指令破…

政治家とは何ぞや?

早3月、桃の節句。しかし、三寒四温とは言いえて妙で、春が来たか?と思えば急に冬に気候が戻るからややこしい。それに「花粉の季節」でもある。体調管理には気を付けたいものだ。 さて、このところ、G20会議をスポイルした林外務大臣を非難する声が上が…

噓をつかねばならない方々の不幸な人生

産経は「北ミサイル 続く軍事的挑発、強まる懸念 核実験への警戒感も」と見出しに書き【防衛省によると、2発の弾道ミサイルは20日午前6時59分ごろと同7時10分ごろに発射され、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。18日のICB…

偵察?気球。急に増えたのか?それとも今まで見逃していたのか?

米軍による「飛行物体の撃墜」は11日のカナダ上空に続いて、過去2週間で4件目となった。 【国防総省によると、飛行物体は約6000メートル上空を飛行。バイデン大統領の指示に基づき、F16戦闘機がミサイルで撃墜した。ロイター通信によると、物体は…

今何が重大かという問題意識がずれている日本の報道

フィリッピンから、日本人の恥さらし「詐欺・強盗犯」が強制送還されたし、トルコの大地震、中国のスパイ風船事件などが相次いで起きたこともあってか、荒井秘書官による「オフレコ発言問題」は、一部のこれを問題視する国会議員らを除いて下火になったよう…

中国の気球撃墜、細菌戦の準備では?

中国が、スクールバス3台ほどの大きさの「気球」を作って米国領空に侵入させた。読売はこう伝えている。 【ワシントン=蒔田一彦】米国は、大西洋上で4日に撃墜した中国の偵察用気球について、中国軍の指揮下にある「気球部隊」の活動の一環だとみている。…

核戦争は防げるか?

「欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が1日、東京都港区の慶応大で講演し、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領について「大きなミスをしている。ウクライナ国民の勇気を甘く見た。そしてNATOと同盟国を甘く見て…

「武士道とは、死ぬる事と見つけたり」

ようやく「君たち、中国に勝てるのか」(産経セレクト)を購入して、一気に読破した! 阿比留氏の記事(12日の記事)には 【兼原氏が「戦争が始まれば、自衛隊の犠牲は免れません。みんな家族がいる。安倍総理は、自分がその最高指揮官だという気持ちがとても強…

新年早々から、なんとなく気がかりなこと。

12日づけの産経新聞に、阿比留論説委員兼編集委員の次のような記事が出た。 『君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同盟v中国』(産経新聞出版)の読後感を整理したものなのだろう。 『君たち、中国に勝てるのか 自衛隊最高幹部が語る日米同…