軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

中国崩壊序章の続報

ロンドン五輪で、メディアの寵児ともてはやされた選手が振るわない。練習に集中できなかったからではないか?


それはさておき、王子製紙中国工場をめぐる反日デモは、天安門広場事件を思い出させる状況のようだ。
あの時はトウ小平が戦車で学生を踏みにじって解決したが、今回は胡錦濤政権、おそらくそんな暴挙には出れまい。これを使って反日の頂点に立っていた江沢民一派を一掃する気かもしれない。

江沢民胡錦濤〜産経から≫


今朝の大紀元時報には生々しい動画が添付されているのでご紹介する。

王子製紙の工業排水計画に1万人がデモ 当局、暴力で鎮圧=江蘇省--------------------------------------------------

28日、江蘇省南通市啓東で1万人以上の抗議デモが発生(ネット写真)
大紀元日本7月30日】江蘇省南通市の県級市である啓東市で28日、王子製紙の工業排水計画に反対する抗議デモが発生し、学生を含む現地住民1万人以上が参加した。当局が参加者に暴力を振るうなど武力鎮圧し、死者が出たとも伝えられているが、これについて当局の発表はない。

 当日朝6時、学生を含む1万人以上の市民が抗議のプラカードを手に大通りを行進し、市政府庁舎前を占拠した。南通市政府が王子製紙を誘致した際、海に面する啓東まで110キロのパイプラインでつなぎ、放水できる約束をしていたからだ。

 抗議する民衆は公用車などを横転させ、警戒線を突破し市政府庁舎内に侵入したおよそ100人が窓から書類をまくなどした。これらの人々が市長室で高級たばこや酒類などを発見したため事態がさらに激化。抗議活動がエスカレートする昼前に地元政府は排水管工事計画の撤回を発表した。(以下略)

※同デモの他の写真や動画については、  http://www.youmaker.com/video/svb5-8196c359758242e89d98dbb13d5729fe001.html
中国語版の記事をご参照ください(大紀元日本)≫ 


第18回五輪東京大会が始まった昭和39年10月10日、わが国は五輪音頭に浮かれていたのだが、気が付くと中国は核実験に成功し、核保有国になっていた。昭和39年10月16日のことであった。
その一日前の15日にソ連フルシチョフ首相は解任され、ブレジネフが就いた。中ソは激動し始めていた。
翌年2月、今度は米国がベトナム北爆を開始し、3月には海兵隊がダナンに上陸し直接介入が始まる。
9月には第2次印パ戦争がはじまり、同時に中国はチベット自治区にする。そして有名な文化大革命が始まった。


このころ我が国では原水禁が結成され、べ平連がデモ行進し、学生運動は過激化し、新潟の水俣病疑惑、松代群発地震などなど、天変地異も加わって国民の政治不信が高まっていく。


現状に照らしてなんとなく歴史は繰り返しているようだが、今や日本政府内に、当時の左派ゲバ学生が「選出」されて、大臣になって国を運営している!!
さて、大陸ではこの種の大規模暴動続発とともに、奇妙な天体異変が続いているらしく国家異変の前兆か?と話題になっているらしい。


≪空が紫色に変色 北京市民「災難の前兆では」

                                                                                                      • -

大紀元日本7月30日】最近、記録的な豪雨で甚大な被害を受けた北京で、再び不思議な自然現象が見られた。空が紫色に変化したのだ。市民は「大きな災難の前兆では」と恐怖におののいている。

 北京と河北省秦皇島市で26日、中国では珍しい空が紫色になるという現象が出現した。インターネットの掲示板やミニブログで話題になり、撮影した空の写真が次々と投稿された。

≪紫に染まった空(ネット写真)≫


 21日、集中豪雨の被害で死者は4桁に上ったと噂される北京は、「再び災難が起きるのではないか」という恐怖に包まれた。投稿写真を見た他の利用者たちは「不気味だ、赤や黄色にも空が変わる」「これ以上の災難が降りかからないことを祈る」などとコメントしている。

 日本でも一定の気象条件がそろったとき、特に台風の前後に空が紫やピンクに変わることがある≫


北京の水害では、死者37人では抑えきれなくなり、温家宝首相が弁明したという。相当犠牲者が出ているようだが、情報を抑えることができる「非民主主義国」だから真相は隠されていくのだろうが、人の口に戸は立てられまい。
やがて世界中にウソがばれるだろう。

どうも黄文雄先生の「中華帝国の興亡」が進行しつつあるような気がするのだが・・・。


4月に「超科学現象」を上梓した私としては、石巻の被災地で続発する「超常現象」もさることながら、我が国の防衛とアジアの安定に大きな影響を与えるこの国の興亡に大いに関心があるのだが、国家機関も継続してしっかりとこの国の異変に注目しておいてほしいものである。


頂いた本の紹介
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読めばわかる「憲法改正」(梶山茂著:文芸社¥1400+税)

「町医者による憲法白書」と副題にあることからもわかるように、著者は久留米医科大卒のお医者さんである。民間憲法臨調で、憲法について勉強していたころからいろいろとご指導を受けた。
現在は学校教育の正常化などを目指して、長崎県の地元から運動を展開しておられるが、御年86歳!
国を思う情念とでもいうべき梶山氏の気持ちが伝わってくる書。わかりやすいのでご一読あれ!

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