【旧日本軍の空母「加賀」、ハワイ付近の海底で発見】という読売新聞記事を見て戦慄が走った。
読売新聞: 米ハワイ諸島付近で見つかった旧日本軍の空母「加賀」=7日、AP
加賀は日米開戦時に真珠湾攻撃に参加、その後のミッドウェー海戦で、米軍の急降下爆撃を受けるなどして沈没した当時の帝国海軍の主力空母の一隻である。
そして海自は「かが」として空母型護衛艦を継承し、来日していたトランプ大統領も乗船した。
記事には【第2次世界大戦のミッドウェー海戦で沈没した旧日本軍の空母「加賀」が、米ハワイ諸島付近の水深約5400メートルの海底で見つかった。AP通信が18日に伝えた。米マイクロソフト共同創業者だった故ポール・アレン氏の財団の調査チームが数週間かけて深海探査を行い、海洋保護区の海底で発見した】とある。
ところが今度は、産経を読んで二度驚いた。25面に台風19号の経路図が大きく出ていて、そのコースが“見事に?!靖国神社“参拝コース”だったからである。
まるで広大な太平洋地域に“打ち捨てられた”悔しさ”を英霊方が晴らさんとしているかのようだ。英霊方は、一日も早く故郷に帰還したいのだ。
しかし、この国では、靖国神社の秋季例大祭に、大臣が出席したと言えばメディアが騒ぎ、かっての敵国、中国が反応する。
わが国の新聞ならば、むしろ、榊だけ捧げて神社に参拝しなかった大臣の方を責めるべきじゃないか?
この国の政治家もメディアもどこかが狂っているとしか思えない。
そんなシナの主席を来年はあろうことか国賓として招くのだと首相は言う。英霊方に対するこれ以上の“侮辱”はあるまい。
政府の扱い方に、英霊方とご遺族らは屈辱を感じたに違いない。
その上今朝の産経によると、支那政府は北海道大学教授を拘束したのである。
こんな落ち目の国の主席の権威回復のために?なんで天皇を利用して支える必要があるのか!どこか狂っているとしか思えない。
これは「靖国神社」の社報である。「靖涛」と言うコラムが、何とも虚しく感じられる。
神社もコラムのように感じているのであれば、祀られている英霊に、本気で誠を尽くす必要があろう。
先日週刊誌に報じられたように、今時の神社の職員には「神官」であるという意識が何とも薄く、まるで小役人並みに落ちているというが、それで大任が務まるのだろうか?
19号に続いて発生し、当初は西に進むはずだった台風20号も、靖国参拝に向かいつつあるという。
「民の竈が水没」し、苦しんでいる災害の犠牲者を救うのは大事なことだが、70年前に祖国の危機に臨んで、命を投げ出した英霊に対する感謝の気持ちを表すのが先ではないか?
「かくばかり、醜き国となりたれば、捧げし人のただに惜しまる」と言う戦争未亡人の嘆きが聞こえてくる。