軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日中韓首脳会談がもたらすもの

この数日、実に多忙だったが、体力が回復してきていることを感じるものでもあった。 実は昨年末に上梓した「金正日は日本人だった」に続いて講談社から「自衛隊パイロットが見たUFO(仮題)」を上梓する予定なのだが、写真挿入などで手間取り、今最後の追…

予想以上に低俗・鳩山政権

この数日多忙で更新できなかった。昨日は北区で建設会社の安全大会に呼ばれ、航空安全管理隊司令時代の体験から「事故はなくせるか」という題で講演したが、150名を越える参加者は熱心に聞いてくれた。 大会後の懇親会では、≪コンクリートから人へ≫という…

環境変更技術の軍事的実験か?

昭和50年、私が外務省に出向していた頃軍縮委員会に「環境変更技術の軍事的利用禁止問題」が出てきたのだが、軍縮問題の中心は核や生物・化学兵器などだったので唐突に感じられたものだった。 しかしその後紆余曲折を経て1978年に条約が発効したが、その正…

軍事関係者は見ている!

15日土曜日は、文京区区民会館で「私のパイロット人生」と題する“電気紙芝居”で憂さ晴らししてきた。 主催者が途中休憩を入れて3時間というので2時間話して後は質疑にと調整して話し始めたが、航空自衛隊の戦闘機パイロットが、直接体験談を話す機会は少…

語るに落ちた鳩山首相

「普天間半年先送り」「関係閣僚確認」「米に来週打診」 これが今朝の産経一面トップの見出しである。 「5月までには決着できる」「腹案がある」「トラスト・ミー」「職を賭して・・・」など、鳩山氏は口からでまかせ、云いたい放題だったが、結局何もでき…

国民は「もうついていけない」

昭和44年5月11日は、第10飛行隊所属のF-86F戦闘機3機が島根半島の山に激突して、編隊長以下3名が殉職した日である。私は4番機の予定だったが、前日入れ替わったので九死に一生を得て今日まで生きながらえている。 私の代わりに4番機の位置を飛び新婚半…

暇だな〜民主党政権は

今朝の産経によると、政府は沖縄に所在する米軍の飛行訓練などを全国の自衛隊基地で実施し、射爆撃場や訓練水域を返還させ、日米地位協定を見直し、沖縄の負担軽減を図る方針を確認したという。 日米と沖縄県で既に決まっていたものをぶち壊して反故にしたと…

ハトを追い出せ!

好天が続くので、家内のバラの手入れにも熱が入っている。私も釣られて早朝に起き出し、気持ちのよい朝の空気を(といっても最近はやけに穢れきった“黄砂”が多く飛んできていて花粉症みたいになるが)吸いつつ視ているのだが、バーゴラに変な動きを探知した…

これでもまだ眼が覚めないか!

4日の首相沖縄訪問は見苦しいことこの上なかった。背広姿ではなく沖縄県民の眼を意識したラフなスタイルはまだしも、1億2千万の日本国民を代表する「首相」の姿だとはとても思えず正視できなかった。 いつから「県知事」や「市長」や「町長」の方が「首相…

風薫る5月到来か!

高速代金「1000円」が終了するとかで、大型連休はドライブが目立ったようだ。経済「不景気」、政治は「不人気」、国民の鬱憤晴らしは、家族サービス・ドライブくらいだろう。 1日に始まった上海万博は、開始から混乱したようだが、40年前の大阪万博も「民族の大移…