軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

恥ずかしくないか、日本の国会議員達!

今朝の産経新聞は、一面トップに米国大統領と、横田早紀江さんの面会を掲げた。昨日は、米下院の公聴会で拉致問題について証言し、「目頭を押さえる女性議員もいた」ほど衝撃を与えたと報じられていた。「『許しがたい』『この問題をはずさない』今回の訪米…

熊谷基地の“新隊員”

4回の連載を通じて、教育問題について、いかに国民の関心が高いかが良く分かった。同時に、その実態については、父兄、保護者、それに現場の教員だけが「関係者?」であって、一般的にはその実態が「外に漏れにくい」という性質があることも浮き彫りになっ…

教育現場からの報告=最終回

1、竹島を巡る外交“駆け引き”は、とりあえず終了したようだが、北方領土問題と、尖閣問題が控えている。ロシアと中国は『注目』しているだろう。この“事件”の結果から、やおら「棚上げ」や「共同管理」方式を持ち出してくるに違いない。今回の「竹島問題」…

教育現場からの報告=その4

1、我国周辺が俄かに喧騒になってきた。竹島をめぐる問題は、歴代政府が『放置』してきたツケが噴出したものである。さて、日韓双方共、オチをどのようにつける気か?日本政府部内の意見統一を欠いたまま、オットリ刀で現場に進出させられた海上保安庁職員…

教育現場からの報告=その3

昨日は急にNHK記者から呼び出され、中国機へのスクランブル回数が急激に増えたことに対するコメントを求められた。背景説明に時間を要したが、夜7時のニュースでは旨く私の大意を纏めてくれていた。2分間のニュース内容では十分な解説は不可能だと思っ…

教育“現場”からの報告=その2

# 昨日は半日、イギリスから来日した元SAS幹部と会い、夕食を共にしながら、彼の体験談などを聞く機会があった。初来日とあって、日本は実に清潔だ!と繰り返していたが、反面、テロ対策の専門家らしく、銀座などの情景は、信じられないほど『手薄』なの…

教育“現場”からの報告

真剣な討論が続いている『コメント欄』を読んでいると、中々ブログが更新できない。防衛問題もさる事ながら、如何に教育問題が深刻であるかが伺える。国旗・国歌問題は一応〆にしたのだが、丁度良い『体験談』が届いたのでそれを御紹介する事にしたい。 福井…

自衛隊の出番か?

さて、同じ産経新聞の一面に、ガス田拡張のため、中国が「中間線を越えて日本側まで航行禁止を公示した」という。『中国政府が、ガス田開発を巡り日中間の摩擦が続いている東シナ海で、一般船舶の航行を禁じる海域を設定し、公示していたことが15日分かっ…

国旗・国歌問題

コメント欄では、国旗・国歌を巡る熱い討論が続いていて非常に勉強になる.感情的にならずに、冷静に意見交換がなされているのが嬉しい。しかし、人間は「感情の動物」だから、どうしても≪争い≫になるのだが、少なくともHPやブログの殆どは、顔の見えない…

続…この国は長くは持たない?…

昨夜は、天八会という、由緒ある『異業種交流会』で『米国の世界戦略と日本』と題して講話をした.私もこの会の古いメンバーなのだが、若手企業家達や、大企業の役員を務められた方々の集まりだから、和気藹々の内にも鋭い質問が飛んで盛況だった. 帰宅して…

この国は長くは持たない?…

昨夜は我々仲間内の勉強会で、ムネオ議員の話を聞いた.私は多くの異業種交流会に足を突っ込んでいるが、この≪サロン≫は大変有意義である.「第1権力」が伝える内容と実際とを、双方から比較する事が出来て、情報の内容が少しでも「公平」になるような判断…

のんびりしている場合じゃない!

今週は講演会を2つ抱えているので中々落ち着いた時間が取れない.気がついた事だけメモしておこうと思う. 1、インドネシアで新しい油田が発見され、既にアメリカが採掘権を取って活動している.勿論中国も黙ってはいない.ユドヨノ大統領は、自国の≪汚職退…

アンボン終戦秘話

昨日はインドネシア関係の勉強会に出席した。出席者の殆どが、大戦経験者の80歳代である。御元気なことは嬉しい限りだが、貴重な経験とアジア各地に築かれた〈資産〉が、このまま消えてしまうのかと思うと残念である。同席した高山帝京大教授が「貴重な体…

庶民感覚の“健全さ”

昨日夜、講演を終えて帰宅する為タクシーに乗った.乗車してすぐ首相官邸のそばを通ったのだが、運転手サンが「首相官邸も改築して綺麗になりました」と話し掛けてきた.私が「建物は綺麗になっても中身がねえ」と答えると、「いや、小泉はブレないから良い…

貴重なご意見に感謝!

このところ、公私多忙で、中々ブログが書けなかったが、色々な方から≪ブログが爆発している!≫と連絡を戴き、開けて見て驚いた.36件ものコメントが寄せられ、その中で実に真剣な≪討議≫が始まっている.いつものように≪些か長めのコメント≫も目に付くが、…

眼を覚まそう、日本人!

超多忙で、日記の更新が遅れてしまった。しかし、この一週間、余りにも「馬鹿馬鹿しい」事が続いたので、パソコンに向かう気がしなかった、というのが本音である。思いつくままその「馬鹿馬鹿しいこと」を羅列しておこう。1、 政治家の堕落は極まった! 民…