軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2012-01-01から1年間の記事一覧

熱中症実験?!

昨日午後、猛暑なので、いつもの奥多摩方面の「隠れ家」に家内とコーヒーを飲みに出かけた。その前に温泉に入るのだが、この日は男性の湯船が温泉入れ換え中で、20分近く待たされた。客を待たせた日中のお湯の入れ替えなど珍しいことだ… 40分ほどヌル湯を楽…

国士にお別れ

銀座の一角から、厳しくこの国の行く末を見つめてこられた奈須田敬先生が亡くなった。 保守論壇には憂国論を唱え、国家存亡の危機を憂える方々が多いが、奈須田先生は目立つことを好まず、黙々と自己の信念を通してこられた。 「ざっくばらん」というミニコ…

中国崩壊序章の続報

ロンドン五輪で、メディアの寵児ともてはやされた選手が振るわない。練習に集中できなかったからではないか? それはさておき、王子製紙中国工場をめぐる反日デモは、天安門広場事件を思い出させる状況のようだ。 あの時はトウ小平が戦車で学生を踏みにじっ…

お盆の中休み?

数年間も温めてきた「雫石事件の真相」を出版し終わって、長年の目的が達成されたからか、やや夏バテぎみ?でPCに向かっても集中力が切れる。 この暑さは尋常ではない。 数十年前から予言されていた通り、急激な気温変化で、日本列島は亜熱帯そのものにな…

中国の崩壊が始まった!

中華帝国崩壊の歴史は、≪「水=水害」「旱=旱魃」「疫=疫病」「蝗」の循環で作られてきた≫と黄文雄氏は書いた。これらは単発で起きるのではなく、連鎖的に起き悪循環の繰り返しになるのだが、その大元の原因は異常気象、自然破壊だという。今、北京市内は大洪…

なんとまあでたらめな社会になったもの

18日、久しぶりに航空関連の集まりに出てみた。たまたまこの日、雫石事件に関する本を出版したので、大いに興味があったのだが、官民の航空関係者が、懸命に異常接近防止、事故防止に手弁当?で取り組んでいて、世の中進歩した!と感心したが、昭和45年当時…

人相から窺えるもの

「男の顔は履歴書である」と大宅壮一は言った。人相学の入門サイトには「顔というのは手足と比べると筋肉等が急に成長する事はないのです。よってその人の日々の思考や気の持ち方が表情になり 時をかけてじっくりと顔の相が出来ていきます」と解説されている…

現代日本の縮図=大津中学いじめ事件

≪「学校は何か隠していると思う」。大津市の中3男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日、捜索を受けた中学校に登校する生徒は、学校への不信感や不満を口にした。 雨が降る中、午前8時前から生徒は続々と登校。駆けつけた報道陣…

ことは急を要する!

昨夜から、尖閣問題が急浮上してきた。 野田首相が7日、視察先の福島県いわき市で記者団に「尖閣を平穏かつ安定的に維持管理する観点から所有者と連絡を取りながら総合的に検討している」と国有化方針を表明したからである。 ≪尖閣諸島=産経から≫ 今朝の産…

小鳥たちの“愛”

今朝の産経25面(多摩版)の素晴らしく美しい写真に心が洗われた。地方版なのでご紹介しておこう。 ≪産経から(野村成次撮影)≫ ≪ 【湾岸プロムナード】コアジサシは働き鳥 何度小魚を運んでも、「父ちゃん、もっと!」 巣を温めている嫁さん(だと思うが)…

政党の「プロダクション」化

3日の「民主党分裂」を伝える産経の「産経抄」氏は、作詞家・阿久悠さんが、生前に「政党のプロダクション化」を嘆いていたと書いた。実にうまい表現だ、と感心する。 今朝の曽野綾子女史は、「透明な歳月の光」の中で、「重いニュースと茶番劇」として、「…

退官記念日?に思う

15年前の今日、私は防大4年、空自34年、計38年間着慣れてきた制服を脱いだ。そう、世界的に記念すべき≪香港返還日≫にである。今朝の産経には≪香港、返還15年式典控え緊張感 民主派が大規模デモ計画≫と題して次のような記事が出ている。 ≪中国の胡錦濤国家…

ひどい政府があったも“野田!”

26日の“国会劇場”は、普段は地上波TVを見ない私もついつい見てしまうほど面白かった。何って、人間の醜さが… この日の産経新聞27面で作曲家のすぎやまこういち氏が「日本政治の悪い姿を見た」と語り、漫画家の黒鉄ヒロシ氏は「こんなひどい、えたいの知れ…

野田総理へのアドヴァイス

“民主丸”の3人の船頭さんのうち、二人が波間に消えて、残るは一人だけになったが、なかなか舵を持たせてはもらえないので、下船する!と息巻いている。この方は、“建造物破壊が専門”だから、船を壊す気だ。 ≪産経から≫ 彼からサービス券をもらって乗船して…

いよいよ内ゲバが始まった!

一体改革をめぐる≪話し合い≫はいよいよ大詰め、けさの産経「塩爺」欄には、「首相は解散の腹固めた」とある。野党と合意しても、民主党内が分裂する。その党内では、小沢氏の「離婚問題」が週刊文春で報じられ、読むとずいぶん以前からわかっていたことが、…

日本精神が取り戻せるか?

キジバトのひなが無事巣立ったので、遅れていた藤棚の手入れがしたいのだが、梅雨に入ってしまった。 うっとうしい毎日、読者の皆様も、心にカビが生えないよう健康には十分ご注意あれ! 5月末に郷里の東北を旅した時、峠の茶屋で山菜取りの二組のご夫婦に、…

原発事故:責任はだれがとる

7〜8日と箱根をドライブして英気を養ってきた。ガラスの森美術館では、たまたまヴェネチア展が開かれていて、バイオリニストのアルベルト・デ・メイス、アコーディオンのセバスティアーノ・ゾルザの演奏会に出くわした。素晴らしい二人の演奏を楽しんだ後…

リーダーシップ論

日曜日は午後いっぱい、乃木神社で行われた「乃木将軍研究会」に呼ばれ、前川清(陸)、佐藤雅(海)の両先輩と「リーダーシップ論」について意見交換をしてきた。 私は学者ではないので「○○論」など、論理的考察を加えた話は苦手だし、乃木将軍について特別…

軍事常識欠如の弊害

先週末から今週初めまで、福島の墓参りと、石巻の神社大祭に出席してきた。高速道は本格的補修が始まっていたが、まだくぼみと段差などが残っている。 福島の菩提寺は「0・4マイクロシーベルトだ」と住職様が測定値を教えてくれたが、私の好物の「アンポ柿…

現れるか「なでしこ宰相」!?

家内が丹精込めて育てたバラが満開になった。キジバト夫婦が、巣作りしようと狙ったバーゴラから排除され、私の藤棚に作ってしまったから、手入れができない。来年も藤に花芽はつかなそうである。 ≪満開を迎えたバラ・香りが素晴らしい!≫ ≪バーゴラに新築し…

いま中国で何が起きているのか?

「中華帝国の興亡(黄文雄著:2007年PHP)」は、その名の通り、現代中国の行く末にヒントを与えてくれる好著である。最近の報道は、いつの間にかマンネリ化してしまった与野党の駆け引きと、消費税の是非、そして節電騒ぎで埋め尽くされていて、なぜか中…

ご無沙汰お詫び

連休に入ってすぐPCが容量オーバーでダウン! メーカーのテクニカルセンターの指導を受けて、不慣れな機械操作を継続して、やっと復旧したが、完全に初期化したのでソフトの入れ替えなど、かなり時間がかかった。 一部資料が行方不明、アドレスの不備など…

これじゃ悪人の種は尽きない!

「超科学現象」の出版を終えて一段落したところだが、ぼちぼち感想が届き始め、結構体験者が多いことが分かった。前回の「UFO〜」の時も、多くの方々から”目撃談”が届き驚いたものである。 世の中には不思議なことがあるもので、自分勝手に決めつけてはな…

資源乏しい日本…

先週は、新刊本の上梓などに加えて講演会など、結構多忙だった。 ブログを5日休むと大先輩から「体調でも悪いの?」と心配するメールが届くので気が気じゃない!そこで今日は、土曜日の産経9面で目についたこの記事から入りたい。 ≪産経新聞から≫国際会議…

「想定内」の劣化現象

「前田武志国土交通相(74)が8日告示の岐阜県下呂市長選を前に、特定の候補を応援する文書が地元建設業協会の幹部あてに郵送されていた」事が、公職選挙法違反として紙面をにぎわせているが、今朝の産経27面の『一問一答』が面白い。 ――進退に関しては 「…

「解任」じゃすまない!

今朝の産経「主張」は、鳩山氏の「二元外交」を非難し、「最高顧問を解任すべきだ」と書いた。 ≪日本の元首相が政府の承諾を取らず、核兵器開発の疑いが濃厚なイラン首脳と勝手に会談した。あってはならない「二元外交」が鳩山由紀夫元首相のテヘラン訪問(…

表層のあぶくの化学反応!

ジャーナリストの宮崎正弘氏が、「大阪維新の会と橋下市長を『小さな小さなファシスト』と批判めいた比喩をしたが、ちょっと違うのではないか?」という質問に、≪ポピュリズムの本質には変わりないでしょう。嘗て「山が動く」と社会党のおばはんが叫んだら、…

爆弾低気圧とミサイル発射

大震災後一年、復興の遅れもさることながら、民主党政治が国民無視の醜態を続けているからか、春の嵐が列島を襲った! あるTVで「爆弾低気圧…」と表現していたが、半島通過後日本海で急激に発達した有様は、列島の大掃除かと思われる、そんな感じさえあっ…

中共の崩壊に備えよ

わが政府の最大の関心事は、消費税を巡る党内争いだそうだが、こんな幼稚園のお遊戯をしている間にも、周辺情勢は急変している。 今朝の産経「主張」欄は、「迎撃準備命令 日米共同し万全の対処を」と書いたが、数年前ある私立大学で講義した時、シナの留学…

水、旱、疫、蝗、そして…

ここ数日、北京周辺でクーデターか?という情報がインターネット上で飛び交った。中には巧妙な写真つきのものもあったから、いかにも事実らしく見えないこともなかったが、天才的?な写真偽造術を持つ彼の国のこと、南京大虐殺信奉派以外はもう騙されまい。 …