軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2008-01-01から1年間の記事一覧

久々に嬉しいニュース

昨日はドライブがてら家内と上野まで出かけ、東京都美術館でフェルメール展を鑑賞して来た。動物園から黄色い帽子を被った小学生たちが列を成して出てきて、秋たけなわを痛感したが、この子らが成人した時、この国が全うであるよう祈らざるを得なかった。 か…

歴史に学ぶ

金融危機で、東証株価はついに10000円を切った。「世界大恐慌か!」と世界中がやきもきしているのに、あれだけ総裁人事で“有名になった”わが「日本銀行」の動きがさっぱり見えないので、不思議に思っていたところ、今朝の産経一面下に「日銀よ、どこへ消えた…

金融危機、政治危機、そして食の危機!

今朝の産経抄子は、米国の金融危機について「S&Lと呼ばれる貯蓄銀行は当時『3・6・3の銀行』といわれたそうだ。3%の金利で貯金を集め、6%で貸し付け、3時には経営者はゴルフ場にいる――というものだった。いずれも20年前とはいえ、米国の銀行など…

天高く馬肥ゆる?

久しぶりに好天に恵まれた昨日、手作りのウッドデッキで、送られてきた三陸沖の“秋サバの丸焼”を楽しんでいたところ、やけに電話がなる。無視して「秋の夜長」を楽しんでいたが、家内が家から携帯電話をとってきたので仕方なく出ると、知人が「中山前大臣が…

国際社会、決め手なし!

今朝の産経新聞3面にソマリア沖で海賊に乗っ取られたウクライナの「武器搬送船」の写真がでていた。 「貨物船はパナマ船籍でウクライナとロシア、ラトビア人の船員21人が乗船し、ケニアのモンバサ港に向かう途中、ソマリア沖で武装した海賊に乗っ取られた」もの…

天下分け目の秋!

29日は午後一杯、マスコミ関係の勉強会に出席した。中山大臣の辞任が決まった後だけに、メディアの卑怯さに話題が集中したが、元メディア界の大御所は、「マスコミには昔からこの手しかないのだから、引っかかってしまうようじゃ大臣失格。辞表を出したとた…

恐るべし、言葉狩り!

中山大臣が「失言」の責任を取って辞任した。「またか!」とこのお国の政治の次元の低さにため息が出る。いや、メディアの常套手段「言葉狩り」にあきれるとともに背筋が寒くなる。 今朝は7時に起きて新聞に目を通し、何気なくTVをつけると「朝ズバ!」をや…

小泉元首相、政界引退

お付き合いいただいている方が、旧軍の方が多いから当然といえば当然だが、このところ訃報が続く。陸士48期卒、元明治薬科大学長も勤められた高橋正二氏がこの夏亡くなったと24日に友人から聞いた。高橋氏には、講演会で色々体験談を伺ったし、お手紙でご指…

秒読み段階に入った2008年危機

昨夕は、桜林女史の出版記念会に参加して、久しぶりに多くの盟友と歓談して来た。彼女の著書「海をひらく」は掃海部隊の秘話を集大成したもので、このような「歴史に埋もれた部分」に光を当てる作業は大切なことだと思う。南極観測船「そうや」に続く今回の…

モルガン・スタンレーで思い出すこと・・・

秋分の日の昨日、国旗を掲げたのはやはり我が家だけだった。しかし、山を越えた隣の住宅街(300世帯以上?)に国旗を掲げた2軒の住宅を発見して嬉しくなった。若夫婦ではなく、ご老人夫婦が多いこの一帯だが、国旗が少ないのはなぜだろう?というと、家…

何から何を防衛するのか?

防大時代に、“戦後”民主主義国になったわが国の自衛隊は「何から何を守るのか?」との題でよく討論させられたものだ。 「わが国の平和と独立を守る」「民主主義体制を守る」といってもピントこない。「国民の生命・財産を守る」ことが任務だとすれば、警察や…

点と線!

『点と線』(てんとせん)は、松本清張の長編小説。筆者初の長編推理小説である。「旅」1957年2月号から1958年1月号に連載し、同年に光文社から刊行された。後に新潮文庫から文庫本も発売され、電子書籍化もされている。福岡市の香椎海岸で発見された男女の…

「首相にならぬことを祈る」

昨日は史料調査会で、拓大海外事情研究所の渋谷氏の「総統就任後の馬英九政権」と題する講話を聴いてきた。立法院選挙の大敗後、総統選挙でも国民党の馬氏が圧勝したが、就任以来3ヶ月、支持率は71・3%から36・9%に激減した(民進党調べ)という。 逆…

教養なき、場末の芝居小屋!

この連休間のBBC・CNNは、リーマン・ブラザーズ破綻報道一色だった。日本は新聞休刊日だったこともあって、今朝がその「第一報」、産経は一面トップから2面の主張、3、7,8,9,30面と、これまたリーマン破綻と世界株安報道一色である。 産経抄子は、リー…

四面楚歌!

雨がやんだので国旗を掲げて新聞を取ってきた。一面トップは「小沢氏東京12区に『国替え』?」という見出しである。彼ほどの大物になると、どこから出馬しても当選するというのだろうか?選挙民を馬鹿にするにもほどがある、と素人の私などは思うのだが、…

書評=若者たちに期待したい!

この連休は、紅葉狩り?で観光地は賑わっているという。 そんな中、産経によると、自民総裁選も衆院選挙を照準に異例の17箇所を遊説する「過酷1万1100キロ遊説」がスタートしたらしい。朝鮮半島に“異常事態”が生じているにもかかわらず、何とものどか…

ロシア、この「力治国家!」

大麻取締法違反で逮捕されたロシア出身の元幕内力士「若ノ鵬」らが、日本相撲協会から解雇されたことを不服として訴訟を起こした。メディアに出ては「己の潔白」を主張しているが、裏で手練手管を誇る弁護士がうごめいているという。 カメラを前に、大きな目…

食品衛生と危機管理

「三笠フーズ」による汚染米不正転売騒動は、今の日本の危機管理意識を良く表している。中国から輸入されたメタミドホス汚染ギョーザ事件が発覚して、国民は危機意識に目覚め(それも主婦が大半だが)、自己防衛を意識し始めたが、国の機関はそうでもなかっ…

2008年危機、いよいよ本番?

昨日は都心で、仲間内の意見交換会を半日楽しんできた。 まず国内政局、本命は麻生、施政方針演説後解散か? しかしそれでも自民は衰退。“独裁”民主も共産の支援如何にかかっている。 公明はご本尊の問題勃発か?矢野氏の叛乱が左右する・・・。 いずれにせよ政…

インテリジェンス非常事態宣言!

昨日は茨城県の潮来まで出かけて講話をしてきた。朝5時起き、6時出発で東京駅に出る。7時過ぎの八重洲南口のバス停は通勤客で一杯、バスの切符売り場が分からずうろうろしたが、親切なJR職員が教えてくれた。はじめて知ったが、鉄道の不便な地方には、こ…

ロシア人“気質”

日本相撲協会が揺れている。相撲協会は「日本」よりも“国際的”な「外国人」相撲協会になっていて、「国技」というよりも暴力事件・殺人事件が出るほどの「酷技」になってしまった感があるが、報道を見ていても改善される兆しはないのは協会の幹部達にその自覚…

四方波高し!次期首相に期待する

今朝の産経「主張」欄は、「高まる中国の脅威直視を」と題して「平成20年度版の防衛白書は、中国の軍事力近代化により『地域や日本の安全保障に如何なる影響を与えていくか懸念される』」と強調している。他方、「日本の防衛力整備は抑制された状態が続い…

福田辞任・失われた“貴重な”一年

福田首相が突然辞任したから、政界もメディアもてんやわんや。国民の多くも「ウッソー!」と言ったところだが、彼は「なりたくてなった首相」ではなかった。裏で“実力者達”からコントロールされていた、いわば“ロボット”だったから、こんな事態はいつでも起…

軍事抜きで政治が務まる不思議さ

昨夜は国家基本問題研究所の「暑気払い」に出席してきた。熱気ムンムンな中、この国は危機状態下にある、という塚本氏の悲観論から、武道に励む青少年達の純真な集まりに参加したが、日本の将来は明るいと感じた、という田久保氏の意見まで、夜空を照らす雷…

自信を持った中国!

27日の下妻での≪防衛漫談≫は、会場である社務所の広間をはみ出して、玄関の上がり口までパイプ椅子を並べた100名を越す熱心な方々に囲まれたアットホームな講演会になった。講師紹介で、69年前のこの日に、私は樺太で生まれた、今日が私の誕生日だ、という…

宴の後で

北京五輪は終わったが、地上波TVは何時までもその“余韻”に浸ろうとしているかのようである。日本国籍のタンカーが襲われ、アフガン、グルジア、パキスタン・・・が風雲急を告げ、台湾までもが「統一に向けて?」金門島に架橋すると言い出しているのに・・・。 B…

北京五輪、「無事」終了!

17日間にわたった北京五輪は、昨日無事終了した。閉会式も極めて「派手な」演出で、打ち上げられた花火の数は相当なもの、「対空砲火」以上の壮烈さだったが、何はともあれ、総指揮を取った著名な映画監督・張芸謀氏にはご苦労様と申し上げておきたい。 こ…

治にいて乱を忘れていないか?

21日は早朝から関東平野を横断して茨城県に向かい、水戸市にある茨城県神社庁での夏季講習会に参加してきた。午前10時〜12時、午後1時〜3時の4時間講演、20分間質疑応答だったが、日の丸が翻る荘厳な会場で、130人を越える熱心な参加者を前に…

NATO動き出す!

グルジアの領土保全を支援するため、NATOが動き出したようだ。BBCもCNNも、デホープスヘッフェルNATO事務総長が「ロシア軍は紛争前の状態に戻るべきだ」と強調した会見をLIVEで報じた。記者団の「ロシア軍が撤退を始めた」という質問に、…

領土保全は防衛の第一歩

昨日はCNNでパキスタンのムシャラフ大統領の辞任会見を見ていた。1時間半に及ぶ長い会見で(途中寝てしまったが)苦渋の決断だったのだろう。 外国メディアは特番を組んでいるのに、日本は五輪一色、見解の相違と関心の程度が良くわかる。最も、わがメデ…