軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

2021-01-01から1年間の記事一覧

果たして「政治は機能」しているのか?

平成9年7月1日、香港返還の日に沖縄で制服を脱いで早24年目を迎える。大病も患うことなくそこそこ健康に過ごせているのも、防大に入校して以降、戦闘機乗りを目指して懸命に身体を鍛錬してきたせいだろうと思う。 今、都心を離れた山中で、既に金婚式を過ぎ…

習氏の「信頼でき、愛される共産党を!」発言

6月4日、国営新華社通信によると、習近平氏は「新しい情勢の下で国際社会に向けて発信力の取り組みを強化し改善する重要性と必要性を強調し、『中国の特色ある』戦略的な国際発信システムを構築するよう要求した」という。 その中で「中国(共産党)のストー…

中国には象が“進入”、尖閣は“海警”が侵犯

ウッドデッキの補修をするため、郊外のDIYに木材などを買いに行ったのだが、買い物客で込み合っていた。レストランも盛況で、いつもと変わりなかったが、はしゃぎ合う子供たちもちゃんとマスクだけはしていたから感心した。 度重なる緊急事態制限に市民は飽…

報道しない“自由?”

今朝の産経抄を見て、確かにそういわれればそうだ!とTVを見ていて合点がいった。 以前よりも様変わりしたとはいえ、メディアの本音は相変わらず「自衛隊たたき」なのだろう。今頃そんなことをしていれば、メディア“産業”は確実に衰退することが分かっていな…

「海洋国」日本は、大陸国に深くかかわってはならない!

月刊日本5月号の巻頭言に、大正十二年(1924)十一月に神戸に立ち寄って頭山満と会談した孫文が翌日、旧制神戸高等女学校の講堂で行われた演説会で「日本に対し、覇道を往くのか、それとも王道を歩むのかという究極の選択を突き付けた」と南丘主幹が書いてい…

「日本には必要のない政党だ!」

引きこもらされたこの連休は家内が育てたバラの香りの下で、コーヒーを飲みつつ小鳥の声を聴きながら‟静かに休養”することができたが、“下界”では“さざ波”が問題になっていたようだ。彼も元大蔵官僚、庶民感覚には疎いらしい。 処で5月8日の産経抄氏は、日本…

仏の顔も三度まで?

4都府県に3回目の「緊急事態宣言」が出されたため、折角の「ゴールデンウィーク」も息詰まる毎日だ。老兵にはさほど痛手はないが、特にかわいそうなのは子供たちだ。しかし、考えようによっては案外「親子の絆が確認できるいい機会」になるのかもしれない。 …

東京五輪“強硬論”も〝ワクチン接種を急ぐ施策”もどこか不自然。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(元大蔵事務次官)が4月26日の会見で【大会期間中の医療人員として看護師500人の確保を日本看護協会に依頼した】という発言は、医療関係者はもとより世論の反発を招いた。 武漢コロナ対策特別措置法に基…

なんとも息苦しくなるゴールデンウィーク

3たび「非常事態宣言」が発令された。予想されてはいたが、なんともダラダラ感がぬぐえないので、国民は飽き飽きしている。 ワクチンについても、変異種発生を受けて安心ができない…という指摘がされているが、そんな中、漸く我が国も開発に手が届いたようだ…

内外共に新しい時代の幕開けが迫る。

前回、水泳の池江選手復活劇を目の当たりにして「若者に期待」した一文を書いたが、その後も‟勇気無き○○老人たち”の話題よりも、新世代の若者たちの活躍が続いていて頼もしい限りだ。 今日の「直球曲球」欄に宮嶋茂樹氏は私に代わって!こう書いている。その…

この国を立て直すのは‟青年達”だ!

白血病で闘病していた水泳の池江璃花子選手が見事に復活劇を果たしたニュースは、コロナ禍ですっかり緩み切った国民に大きな希望を与えた。「白血病と闘い、去年8月にレースに復帰して7か月余り。3年ぶりの出場となった日本選手権で4冠を果たした」のだから…

コロナ禍:先に息切れしたのが厚労省の役人とは!

まさか「エプリル・フール」じゃあるまいにと思ったのだが、厚労省役人たちの大失態を今朝の産経抄氏は厳しく批判した。この事態には産経抄子のみならず、全国民があきれ果てたことだろう。 コロナ禍が始まって早2年になるが、当初のダイヤモンド号の大失敗…

日本外交の支離滅裂!

中共政府による、内モンゴル自治区とウイグルに対する弾圧は、かってのナチスよりも残酷な所業と言えよう。 国際機関も”充実?”した現代、どこの国も見て見ぬふりしていることがどうにも解せないのだが、遂に新疆ウイグル自治区に対する深刻な事態に対して、…

目に見えないものを証明するのが‟科学”ではないのか?

10年目の3・11に対するメディアの当時の画像と犠牲者に対する追悼行事は、コロナ禍という不便な中であったものの各地で熱心に行われだが、未だに多くの犠牲者に対する東北地方を中心とした人々は気持ちの整理ができていない処が残っていることを痛感した。 …

10年たった3・11大災害に思う

各メディアは、3・11の特集を報じているが、国民の多くが当時の津波のものすごさを改めて思い知ったことであろう。 松島基地司令としてT4ブルーインパルスの育成中であった私は、地元で”竜神様(超能力者)”と尊敬されているでいる宮司さんから、事あるごと…

10日は東京大空襲から76年、明日は3・11から10年目

あれから76年経ち、墨田区の東京都慰霊堂で犠牲者を追悼する大法要が営まれる。コロナ禍で出席者は例年の10分の1だそうだが、法要が続けられていることが嬉しい。犠牲者も喜んでいることだろう。 ”敵国”の指揮官だったルメイ将軍は日本の家屋が木と紙ででき…

‟軍事忌避”の異常さ。憲法改正は急務だ!

昨日の産経抄氏は「日の丸ワクチン」の開発が遅れた背景を安全保障に対する意識の低さ、平和ボケがある」と書いた。 今回の武漢コロナ蔓延の背景には、中共の「生物兵器開発」があるとみている私は、一昨年の秋にシナで行われた「世界軍人スポーツ大会」でシ…

海上警備行動は”不審船限り”に適用?

尖閣に不穏な空気が漂うと、「上陸阻止に危害射撃を加えることは現行でも可能」だと政府は強がりを言うが、現場に対して実行せよ!とは指示しない。 「可能だが一応政府の了解を得てから」と言うのだろうから、単なる「自己満足」に過ぎまい。”敵”はとっくの…

尖閣接近。海警上陸阻止に危害射撃!?

今頃何を言っているのだろう?自国の領土に侵攻された場合には、「竹槍」でも阻止するのが国民としての自覚であり使命だろう。 2月26日の産経新聞1面トップの「政府見解=現行法で可能」と言う記事を見て慄然とした国民はいなかったのだろうか? そ~か、新…

JOCのドタバタ劇が終わったと思ったら、今度は政治家の接待問題!

森問題がどうやら片付いたと思ったら、今度は政治家と企業の”接待”問題で、政治は右往左往している。なんとも程度の低い出来事が続くものだが、しかしこれは「人間の性」と言うか「官僚の欲望の発露」とでもいうべきか、「倫理綱領制定」程度では収まらない…

「士魂」を失った日本社会

東京五輪組織委員会の森会長が「粗大ゴミ」同様「掃き捨てられた」が、その後もドタバタ劇が続いて、やっと橋本大臣にお鉢が回った。 こんな体たらく”現象”を、他国はどう感じただろうか? これが80年前に世界を相手に”戦った”アジアの強国だったとは思えな…

お粗末な”ドタバタ劇”=これが”現代指導者層”の実力か?

森会長の「女性蔑視?」発言で貴重な1週間が過ぎた。この国は本当に「ノー天気な国」になり下がったと思う。火をつけて騒ぎまくったメディア関係者も、国会で「気勢」を挙げた”女性議員”たちも、「敵将の首」を挙げたのだからさぞかし満足だろう! うっかり…

モノ言えば唇寒し…メディアの森氏追及は紅衛兵並み!

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言をしたことに関連し、メディアは連日にぎわっている。 確かに森氏の発言は軽率だと、会見を見ていた私も感じた。しかし謝罪会見さえも「火に油を注ぐ結果」になり、今度は自民党の二…

「嘘つき」は泥棒の始まり!永田町はまるで「泥棒」の集まり!

自民党の松本純前国対委員長代理が「緊急事態宣言発令中の東京都内で深夜まで銀座のクラブを訪れていた問題」は、緊急事態発令下で苦しむ国民の「反感」を買ったようで、TVでは連日報道されているが、問題がどんどん拡大していて「新たに田野瀬太道文部科学…

国民を指導する立場にある者たちの”愚挙”

28日の産経抄氏は、国会議員らの”愚行”を厳しく叱責した。 緊急事態宣言で、国民には「自粛」などの行動制限を課しておきながら、それを決めた国会議員たちの常識外れの愚行についてである。 麻生財務大臣は以前、コロナの蔓延を防止しつつある「日本国人の…

バイデン”新”政権誕生。国防力の充実を図れ

報道によると、バイデン“新”大統領は、「政治的過激主義に勝つ」「真実を守り嘘を打ち倒す」(産経)と就任演説したという。しかしちょっと待ってほしい。 「真実を守り嘘を打ち倒す」べきは今回の選挙で、数々の不正が暴露されているバイデン氏本人じゃないの…

第2の”キューバ危機”が近づいている!

いよいよ戦争の匂いが強くなってきた。 21日の米国大統領就任式は、米中開戦記念日?に変わるかも知れない。「あの広大なアメリカ大陸に侵攻する国があるの?」と日本人は思うかもしれない。しかしアメリカは我が国や英国の様な完全な「島国」ではなく、陸続…

恐るべき「闇の勢力」のトランプ潰し!

不法な手段を使ってまで相手候補者を潰しにかかった「民主主義選挙」の異常さは、現代アメリカ政治?の異常さそのものを映し出しているように思う。何が「ジャスティス」だ。 前政権下で実施された各種の戦争や、オサマ・ビンラディン殺害事案などは、国際法…

「献金」で「権力」を狙う私企業の暴走

マキャベリストとは「手段のためには目的を選ばない」「謀略を使ってでも勝利を掴む」人間を総称する言葉だと言われる。 国際情勢を俯瞰していて、ロシアや中共がそれにあたると思っていたが、言論の自由を掲げる民主主義の国「米国」内にもマキャベリストた…

ワシントンで”反乱”勃発か?

トランプ政権のNO2であるペンス副大統領が、中国に弱みを握られていて(同性愛)陰で中共の言うなりに動いていたことが判明しトランプ政権は窮地に立っている。実業家のトランプ氏が「弁護士」に裏切られた形だ。元弁護士の”大統領”は執務室で不倫していたのだ…